教師☆学校心理士のセルフカウンセリングルーム

学校心理士によるつぶやき。教師の悩み・試行錯誤に寄り添うブログです。

上機嫌で幸せに過ごす

2018年08月10日 | Weblog
今日も暑かった。



午後は特に。




講習会が終わったのは夕方。




建物の外に出ると、夕方だというのに太陽ががんがん照りつけ眩しく、モワッとしていた。




水筒の中身が空に。



コンビニに行って補充しようと考えた。




が、道は渋滞。




信号で3度目の赤を耐えてやっとこ青になって進んだ。



こんなとき穏やかな上機嫌で過ごせるか、イライラ不機嫌で過ごすかで、その時間の幸不幸が違ってくる。



今日は最近こんなことを考えて書いているだけあって、イライラせずに穏やか上機嫌でやり過ごせた。




イライラやムカッというネガティブな感情はわきあがってくる。




それは自然。



それを押さえ込むことはできない。




わき上がってきたときどう対処するかが問題。




巻き込まれてしまうとその感情に飲み込まれ、ネガティブな感情が増幅して「怒り」に変わり強くイライラ感じて過ごすことになる。



巻き込まれないようにするにはどうしたらいいか。




まずは「思考」を転換することが大事。



どうも現代の自分たちは恵まれていてクリック一つでいろいろができてしまうこともあり、世の中が自分の思い通りになるといつの間にやら思い込んで(思い込まされて)いるみたい。




ものに関しても人に関しても自分に関わることは自分の思い通りになる。そして、なるべきだ、と。




そして、それを邪魔するものは罰するべき対象、排除すべき、相手がすぐさま改善すべきだと考えてしまう。



そこの「べき」を立ち止まってみて、ほんとうにそうかと思考を転換してみる。





世の中は自分の思い通りになるようにできているわけではない。ならないことが大半。


周りの人は私の期待を叶えるために生きているのではない。





「過去と他者は変えられないけど、未来と自分は変えられる」の原則。



ついつい忘れてイライラしてしまうし、最近イライラ耐性が落ちてきているみたいで些細なことですぐイラッとしてることに気付く。


そして、イライラして事が上手く運ぶならいくらでもイライラする方がいい。



でも、例えば渋滞にはまっているとき、イライラすることで渋滞が解消するか。


否。



暑くて持っているアイスが溶ける~!!


なんでこのアイスすぐ溶けるんだよ!!とイラついて怒ったらまたアイスが凍ってくれるか。


否。



自分でどうにもできないことで、イライラしてもしなくても何も変えることはできないのに焦ってイライラしてムカムカして過ごしていることがほんとに多い。



どうせ変えることができないのなら、その時間、上機嫌で過ごした方がいい。同じ人生の時間。しかもイライラしても渋滞は渋滞。溶けていくアイスは溶けていく。変わらない。




イライラし始めたら、深呼吸でもして、そのことに気付いて「イライラしても変わらんな」と思考から状態を上機嫌にチェンジできるといい。


もちろん、対面でイライラしたり人権を傷付けられても思考を生かして気分をチェンジして上機嫌でってわけにはいかないし、自分の考え権利を主張しべきところはする。


ただ我慢して状態だけ変えようというのではない。


自分が動いて変えられることは変えられるように行動力を行使しよう。

でも、主張しない、動かないのならその責任は自分で負うべき。そんなときには、この思考を用いての状態チェンジは生かせそうかな。




どうしたって変えられないことでイライラして不幸な時間を過ごすのはもったいない。


上機嫌で幸せに過ごす時間を増やしたい。



とはいっても、難しい。特に私はほんとに小さな事で自分のせいなのにってことでもすぐにイラッとしてしてしまう。





人の真価はピンチになったときにこそ問われる。本性がでちゃうという。




きっとこれからも忘れてまだまだイライラしてしまうのだと思う。




でも失敗を繰り返しながら少しずつ上機嫌が当たり前でピンチにも強い自分にしていきたい。






上機嫌でっていうのはほんとに自分の自分に対する目標であり、そんな人生にしていきたいという願い。