リツゲイ稽古場日誌

劇団立命芸術劇場の稽古場日誌です。日々演劇と向き合う団員たちの思いが垣間見える、かも...?

ぼくのなつやすみ

2012-09-24 23:36:12 | 2012年度卒団公演『うぶわらひの映る』
こんばんは。
衣装小道具担当、チーフの3回生、山石です。



たびたび他の方々の記事に載ってますが、留学行っていました。
もう一人衣装小道具から留学行った人もいます。
国際化が激しく進む衣装小です。

なので前半にわたって仕事がなかなかできず、インドネシアと日本をメールで繋いで仕事の指示を……という感じで進めていたのですが、予想以上に1回生が頑張ってくれていました。

私が向こうで「英語留学なのにどうしてインドネシア語ばかり上手になるんだ」と憤慨したり、乗っていたバスが追突されて半壊したり、ホテルの隣が大火事になってパジャマのままパスポートだけ持って脱出していたときも、頑張ってくれていました。

ありがとう。
生きてるってすばらしい。



ゼミの合宿と被ってうっかりリツゲイ合宿に参加できなかった私に話題がない……と思ったら、明日は仮仕込みでした!

仮仕込みやって、夏休み終わって、授業始まって……あっという間に公演本番ですね。
3回生にとっては最後になるわけですが、いかんせん、通常営業すぎて実感がありません。

センチメンタルになっても仕方のないことですが。
きっと、少し時間が経ってから気付くんでしょうね。
自分にとって、リツゲイは、演劇は、何なのか。
過ぎ去ってから気付くのは、人間の性です。



私は中学高校時代は演劇部がなく、しかし元々お芝居を見ることや舞台が好きだったので、リツゲイに入ったわけで、これまでずっと、裏方をしてきました。
今回も裏方です。衣装小道具をやって、当日では受付をしていることでしょう。

リツゲイのお芝居を見た後、一番最初にお客さんの顔を見られる場所です。
そのとき、お客さんが笑ってくださいますよう。


表舞台の団員を見ながら、裏方の私は、ひっそり楽しみにしています。
コメント
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