リツゲイ稽古場日誌

劇団立命芸術劇場の稽古場日誌です。日々演劇と向き合う団員たちの思いが垣間見える、かも...?

Shrimps

2019-04-25 23:54:14 | 2019年度新歓公演「真・自殺願望」
みなさまこんばんは。音響・制作の映像学部2回生、谷口祐大です。

本日のタイトルはエビです。昨日、一昨日と吉本先輩と結構食べ物の話をしていました。寿司が食べたいという話題になった時に、私は突然エビを食べたくなりました。だからエビ。美味しいですよねエビ。寿司もそうですが、かっぱえびせんとかも大好きです。ちなみに吉本先輩は玉子を食べたいそうです。どなたか差し入れで持ってこれば喜ばれるのではないでしょうか。多分。ちなみにエビ関係のものを持って来ていただけると私が喜びます。多分。

さて、新歓公演が始まっております。木曜日の1ステージ目はたくさんのお客様に来ていただけて嬉しかったです。差し入れもたくさんいただきました・・・!あとでゆっくりいただきます。

新歓公演とは、その名の通り新入生を歓迎するための公演です。そのための企画もたくさんあります。私も1年前は歓迎される側でした。受験勉強をしていた頃からずっと、「大学では演劇がしたい」という思いがありましたので、リツゲイについてもネットで調べ、ある程度の情報を把握していました。しかし、割と人見知りが激しい身でしたので(実際今もそうですが)、オリエンテーション期のブース、建て込みワークショップ、ご飯会、稽古場体験と、リツゲイや他の演劇サークルが開催した新歓企画には一切行きませんでした。というか行けませんでした。さらに、授業抜けに対して当時はすごくビビっていたので、「新しい世界に飛び込みたいけど、飛び込めない」という感じでとにかく悩んでいました。そんな中行ったのが新歓公演「毎日起承転結」でした。体調面などもあり、これが私の行った唯一の新歓公演でした。その演目の雰囲気とか役者さんが好きで、リツゲイに入ろうと思いました。その後、5月になって説明会に行き、そのまま入団したという感じです。

私にとって、新歓公演は運命であると感じています。もし新歓公演を観に行けていなければ、もし演目が「毎日起承転結」でなければ、もしその時の役者さんがあの方達でなければ、今の私はいないでしょう。今の私は100パーセント良いとはとてもいえませんが、ここにいれてよかったなと感じることは度々あります。もし、サークルに悩んでいる、新しいことを始めてみたい、演劇に興味があるけど踏み出せないという方がこの記事を見てくださっているなら、ぜひ新歓公演を観に来てほしいです。それがあなたを変える一つのきっかけになるかもしれないから。まだ4ステージ残っています。ご来場お待ちしております。



記事を書いていたら日を跨いでいました。本日もお疲れ様でした。おやすみなさい。



以下、公演情報です。

劇団立命芸術劇場2019年度新歓公演
「真・自殺願望」
作:猫人魚
演出:宇髙洸陽



【日時】
4月25日(木)      ★18:30~
4月26日(金) 13:00〜 / ★18:30~
4月27日(土) 13:00~ / 18:00~
※開場は開演の30分前です。
※ランタイムは70分を予定しております。
★印のステージ終了後、舞台裏見学ツアーを開催いたします。
【料金】
無料

【場所】
立命館大学衣笠キャンパス
学生会館1F小ホール

【あらすじ】
‪「止めないで!私はここから飛び降りて死ぬんだから!」‬

‪屋上から飛び降りようとする少女。そこに一人の男が転がり込んでくる。しかしその男は飛び降りようとする少女を見ても、なぜかそれを止めない。

‪さらにその男、実はある罪を犯しており、それを追う刑事までもが現れる。刑事から逃れるために男は少女を人質に取り、屋上での出来事は次第に大きくなっていく。‬

‪死にたがる少女、どこか達観した態度をとる男、熱血ポンコツ刑事が屋上を舞台に、自殺を巡ってそれぞれの思いをぶつけ合う。果たして少女は自殺してしまうのか?
ハイテンションでお送りするドタバタコメディ!‬

トランスフォーム!

2019-04-25 01:11:30 | 2019年度新歓公演「真・自殺願望」
こんばんは、川崎です。
今日はゲネプロでした。いよいよ明日の18時から、小ホールに団員以外の人をお迎えするわけです。
…緊張で大変そわそわしています。

なぜって今公演は普段と違うことを沢山やってきたからです。
舞台、照明、幕、音響、情宣、宣美、エトセトラエトセトラ…イレギュラーのお祭りです。
他部署は詳しく知らないですが、自分の受け持ち部署はかなり自由にやらせてもらったので、先輩から「こんなこと教えた覚えはないんだけど?!」と言われたらどうしよう…なんて思ったり思わなかったり笑
新入生歓迎公演、と銘打っておきながらも普段お越しくださっている方々にもぜひご覧になってほしい公演になりそうです。(もちろん、全く変わってしまった訳ではありませんから立芸のカラーも十二分に出ていると思います。初めましての方も立芸ってこんな団体だとわかる一面が散りばめられておりますので、ぜひぜひお越しくださいね。)
新しい試みが、無事に成功することを願います。

新しい試みといえば。完っ全に私事で申し訳ないのですが、今回は初めて演出補として参加させていただく公演でもあります。
そう、役者ではないけれど川崎は毎日稽古場にいたのです!
稽古初日、誰よりも早く初めてのお客さんとして役者たちの演技を一身に浴びてから早くも1ヶ月半以上が経ちました。
稽古場で彼らのぶつけてくるエネルギーをどういう向きにサポートすれば、より良くなるだろうか。
それを考えるにはあまりにも適していて、しかし一方ではそう動くのがとても難しい立場でした。
役者やってる方が私にとっては遥かに楽だ。笑

そうして彼らが表現する様、磨きあげていく様を、いちばん近い距離で見られたことを今は誇りに思います。

物語は作者の手から離れた瞬間に変化を始めます。それは、受け取った人によって如何様にも変化することでしょう。
我々も今回のお話を作者さんから受け取って自分たちなりの変化をさせてきました。
その変化を、あなたの目で見届けてくれたならこんなに幸せなことはありません。
そして願わくばあなたの手によってこの公演が変化されますように。
それでは、また!