チノハナシ

昼頃、整骨院に行く。

いつものように鍼を打ってもらう。

「先生、死亡推定日占い、やってみた？」
「いや、まだしてないよ。どうやったら出てくるん？」
「死亡推定日占いで検索したらいいよ」

しばらくして・・・。

鍼を抜いてもらい、矯正してもらうとき、先生がボソッとつぶやく。

「・・・６８」
「・・・は？・・・・あ、もうやってみたんですか！？」（早っ！！）
「うん、さっき検索して出してみた。あと３０年か・・・」
「私、７６歳だったよ」
「あ、俺より長生きやん」
「だって、酒もたばこもしないもん」

その後、けっこう興味深い話しを聞いた。

「あのさ、男性よりも女性の方が寿命が長いやろ？性差もあるけど・・・他の違いと言ったらさ・・・」
「うん」（やっぱり、アレだよなぁ・・・）
「女性は生理があるよね」
「うん」（・・・やっぱりアレか）
「約３０年間、毎月、血液を体内から排出しているんだけど、男性にはそれがないやろ」
「うん」（・・・まぁ、そりゃそうだ）
「だから男性だと、献血を定期的にしている人の方が、しない人よりも長生きするらしいよ」
「へー！！」

もっとも、確実なデータを出せとか、ソースはどこよ？と言われても、今の私にはここに提示できないが・・・。

確かになるほどなぁとは思った。
はっきり言って、生理はめんどくさい。
今でこそ、かなり「生理痛」を回避できるようになったが、体調が悪い時や忙しい時にぶつかると最悪である。
でも、来ないと困る。
妊娠の心配云々は今のところないのだが、経血の量や色や状態などで、ある程度自分の身体の状態を把握できる。
それがないとなると、自分の身体を意識しないだろうし。
血液が定期的に排出されると言うことは、その分、体内の状態も変わるわけで・・・。
この言い方が適切がどうかはわからないが、血液を排出することで浄化されている・・・ということになるのだろうか？？

そういった意味では、たしかに男性にはその機会がない。

「だからさ、あの占いね、献血をしているかどうかって項目を設けたら、また結果が変わると思うよ」

まぁ、一理あるかな・・・。


そう言えば学生の頃、大学の敷地内に、よく献血カーが停まっていた。
画学生でビンボーだったので、時々ジュース目当てで献血をしたことがあったっけ。
見ての通りの体格なので、４００cc献血しても、全く平気だった。

それなのに妊娠中はひどい悪阻で食事が摂れなくなり、妊娠後期はずっと貧血状態で、検診の度に鉄剤を処方されていた。
その鉄剤ですら吐いてしまうので、その当時はヒドイ状態だったっけ。


これを読んでいる男性（どれくらいいるのかわからんが）、献血、やってみる価値はあるかも知れないよ。
ただ、献血をするためには、日頃の食事などを中心に「生活習慣」を見直さなくてはならないんだろうけど・・・。
だから、健康でいられるだろうし、長生きできる・・・のかね？？

私もだけど・・・自分の「身体のこと」、もう少し見直した方がいいかも。

ちなみに、私の死亡推定日、性別を「男性」にしたら、７０歳で死亡だった（他の数値・項目は全て同じだったのだが）。

・・・やっぱり、女性の方が長生きするんだね。