闇の中

昨日は、本当に疲れた・・・。
朝、いつもよりも若干遅く起き出す。
洗濯をし、ゴミを出す。

なんにもやる気が起きず、ぼーっとだらーっと過ごす・・・。
本当は「するべき事」が山積みなんだが、そんな気力すらない。

で、夫からとうとう指摘される。

もっとも、私にも非があるのは百も承知だ。

「お前、自分が優位に立った気でおるやろうけど、だいたい専業主婦で、家のことはなんにもせんで、散らかりっぱなしで、ザマないやん。この状態、相当恥ずかしいんぞ！！遊んでばっかりで！！」

そんなん言うぐらいなら、いつもいつも冷蔵庫からコーラを出す作業ぐらい、自分でしてよ・・・。
目の前のリモコンぐらい、自分で取ってよ。
脱いだ服は、洗濯機のそばに置いてよ。

夫は仕事上「めちゃくちゃ弁が立つ」ので、私がいくら反論しようとしても絶対に口で負ける。
だから、なにも言いたくない。

たしかに自宅は、人も呼べないぐらいヒドイ状態だ。

しかしさ・・・。
遊んでばっかりではないよ？

夫に言わせれば、私の立場は「仕事ではない。稼いでいるウチに入らない。早く就職活動しろ」なのだ。

たしかに、忙しい割には、微々たる手当しかもらってないけどさ・・・。

たぶん、このまま給料をもらえるような仕事を始めても、私は今のまま、ほとんど全ての家事を担って、今以上に忙しくなるんだろうな・・・。

言いたいこと、本当はたくさんある。


世の中の「旦那様」は・・・。

朝は、きちんと食事の用意ができていて、手作りの愛妻弁当で、夜は「お風呂にします？ご飯にします？」と聞いてきて・・・。
部屋の中はいつもピカピカ、子ども達の学校行事には積極的に参加するけど、家事にも決して手を抜かない。
料理はいつも美味しいし、たまに晩酌にもつきあってくれる。
小遣いがピンチの時には、ほほえみながら財布からお金を出してくれる。
自分の両親や兄弟とも仲良くやってくれる。
いつもスカートで、きちんと化粧、太らないようにダイエットも手を抜かない。
連れて歩くと自慢の奥さん。

しかも（下世話な話だが）、「昼は淑女で夜は娼婦」な、かわいい女（「おんな」と書いて「ひと」と読む）がいいんだろうぁ・・・。

すまんね・・・

どれも当てはまって無くて。

逆に、そうなりたい！と、思わせるだけの、男になってくれよ。

しかし・・・。

疲れているのに・・・わからないんだろうね。