最近、食事の後には必ずお茶を飲むようにしています。
(健康のため)
中国茶から始まって煎茶に辿り着くって、
少し回り道をした感じもありますが、
美味しくお茶を愉しむことに関して
国の違いはあまり関係ないと思います。
時に煎茶、時に中国茶、時に紅茶・・・
と気分にあわせて、ただ愉しめば良いだけです。
お茶もワインと一緒で風土や文化で変化するもの。
煎茶が美味しく感じるのも、自然の摂理なのかもしれません。
ふと思ったことがあるのですが、
昔、石田三成が小坊主の頃、秀吉に対して
一杯目はぬるめ
二杯目は少し熱く
三杯目は熱く
してお茶を出した逸話があります。
この逸話は飲み手のことを考えた気配りが主題ですが、
美味しくお茶を飲むためにも理に適っていると思います。
一煎目はお湯が熱すぎると渋みが強調されるし、
三煎目ともなれば、熱湯じゃないとお茶の旨みが出てきません。
多分、石田三成も和尚さんに美味しいお茶の極意を
教わっていたのだと思います。
煎茶もワインも温度管理が肝なのです。
また来て下さいね