いつものノルマ。我ながらなかなか気合の入った手弁当になったが、その代償として、夜は眠くてたまらない。
というのも、今朝は午前3時半に起こされてしまったから。
夜の闇に響き渡った、どんバリバリという大きな音。まさか父に何かあったかと焦ったが、転んだ父自身は無事。障子の紙が派手に無残に破れただけ。
後で私が直すから、とその場を収め、寝床に戻るが、完全に目が冴えてしまった。同時に思い出してしまった。子供の頃、不用意に障子にミリ単位の穴を開けてしまっただけで、父親に殺されるという恐怖感をずっと抱えていたという嫌な思い出(トラウマ)を。
ボロボロ勝手に涙が出て止まらず、結局4時前に寝床を抜け出した。
仕事を終えて帰宅後、自分なりに修繕。障子の破れてる部分に、糊を多めにベッタベタに塗り、ジグソーパズルのように、ひらひらへらへらしてる端っこをくっつけていく。
例えるなら、割れたガラス窓を魔法で修復してるような、ビデオを逆再生してるようなイメージ。
結果。ぱっと見、元通り。
子供の頃から、こういう風に直せばいいんじゃないかと思ってたんだ。
と、以上の文章、スマホの Googleアシスタントに話しかけて書いてみた。
行替も句読点も記号も書けず苦労するが、昔よりは確かに機械の聞き取り能力はレベルアップしてる。全部気軽に音声だけで文章を作れる時代も近いかもしれない。
それではまた次回。