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写真は、今日発覚した事件の証拠品。
本来は、私の自転車用ダイヤル式チェーン錠。
最近は諸々の事情で徒歩がメインになり、自転車の機会は減っていたものの、この錠は気に入っていた。
かつてダイ○ーで買った、既定の暗証番号が「1234」と見事な並びで、直しながら長年愛用していた。
それが無惨に破壊され、数字の箇所が跡形もなく剥ぎ取られてしまっている。
犯人は父だ。
足が弱ってる身で遠い病院に行こうと乗りたがるのを、危険だから止めるため、私は家の駐輪スペースでも施錠したままで、対策してる、つもり、だった。
なのに乗られた。
まさか工具で、こんな有り様にされるとは。今も信じられないのが本音。
何より恐ろしいのは、犯人に罪の意識がない事。
弁償すればいいんだろうという理屈に胸が悪くなる。
遥かに高価な、自由に番号決められる別の錠を渡されたが、のし付けて突き返した。
ただ、こうして怒り悲しみ嘆く一方、昔の父ならこんな愚劣な真似はしなかったのではとも考える。
いわゆる認知症の状態でも、悪い事は悪い、という我が信条は動かないが、もっと進行したら、責任能力も問えなくなっていくのだろうか。
ともあれ、他人の物を安易に壊して平気でいる人と同じ空間に居たくない。
落ち着くために、GWはホテル巣籠もりしようかと考え中だ。
それでは。また次回。