『夏の夜のお告げ?!祈祷師に恋の手ほどき』
(稚姫編)
日本社会を裏から支える巫女を守る話。王道の定番。
・予言の「太き剣(つるぎ)を腰に持つ」って表現。
日本の古語なら「大太刀を佩く」とかの方が自然かと。
分かりづらくなっちゃいますが。
・掲示板の文字。
「遅れてごめんなさい。Y.K」
「ヒロシのバカ!! アホッ! / もう知らないから! / アツ」
「まりちゃんへ / “トキ”にいます / きみ子」
・黒服の敵が読んでる夕日新聞に「咳・声・喉にパッション」の公告。
・「HOTEL SUN CITY」の隠し部屋にて。
神の声を聞き、政財界に予言をもたらす巫女。
・稚姫のオーラに畏れる獠。アルマ編の先取り。
・政治家・金田の汚職「クイーンフライト疑惑」。
時期としては「リクルート事件」(1988年6月発覚)、内容はロッキード事件(1976年2月発覚)を模している?
・「きゅう資金」という語は「Q資金=出所不明金」の意?
・社が畳敷きのため、獠が靴脱いでるのが新鮮(靴下は白)。
・ハイテク戦闘ヘリで戦う男A(as山ちゃん)。
それを撃墜する獠。様式美。
・悪夢に怯えて獠と一緒に寝たがる稚姫。紗羅編の先取り。
・パン食の朝にきちんと対応してる依頼人側に好印象の私。
・自動車電話に時代を感じる。
・金田の車のナンバー。「品川55 ん 12-12」。
・通路を模した立て看板で、敵の車を誤誘導。カーナビのない時代だから出来る技かも。
・銭湯の規模にも時代を感じる。
ただ、令和の今も新宿歌舞伎町には「テルマー湯」がある。
・事件解決後、いずこかへ高飛びする稚姫。
空港の飛行機には「SUNRISE AIR LINE」の字。
アニオリだとこのパターン多く感じるが、生活基盤とかどーしてるんでしょーか。
・巫女にスカウトされる香で〆。
実際、彼女は霊媒体質が露見するから、ばーちゃんの見立ては悪くなかった?
それでは。また次回。