好事家の世迷言。

調べたがり屋の生存報告。シティーハンターとADV全般の話題が主。※只今、家族の介護問題が発生中です。あしからず。

試行錯誤の迷宮突破。

2013-06-03 | 出来事
ゲームブック「死のワナの地下迷宮」の新訳版『デストラップ・ダンジョン』を読み返し中。

『ドラゴンクエスト8』の気分転換で始めたら、いつの間にか7周プレイしてクリアして、
二次創作のキャラクターシートを作ってる自分がいる。

私にとっては、『ソーサリー』や『ハウス・オブ・ヘル』と同じ、
幼い頃に挫折した「ファイティングファンタジー(FF)」シリーズの一つ。

おどろおどろしいイラストが可愛らしく描き直され、
登場人物が何人か、男性から女性に変わっているのは、個人的には好ましい。

歳を取った今、こうして改めて解いてみて、コレは難物だと思い知った。
率直に言いまして、FFシリーズとしては、世界の設定が未熟に思う。
誰も脱出できない人工のダンジョンなんて、
いったい誰がどうやって日常管理してるんだろう?

しかも、そのダンジョンでの謎解きは、ほぼ全編ノーヒント。
戦闘も難しい。敵がどれも非常に強い。
技術・体力・幸運、全てを最大値にしても、ダイスの運が悪ければ勝てない。

とにかく試行錯誤する事が、この作品のホンシツなのだ。
キャラメイキングだけでも3回やった。
幸運チェックも何回やり直した事やら。(「今のナシ!」って)

つまり、今までの二次創作のように、「一人の冒険者がスムーズにゴールに着く」
という形で書くと、リプレイとして不自然なのだ。

途中で力尽きていく、複数の冒険者でつないでいく流れで書ければ理想だが、
そのためには伏線を、オリジナル交えて敷き直す必要がある。
もしかしたら、ダンジョンの存在意義から変えるかも。

それでは。また次回。
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