『山から姫が降りてくる 獠の長~い一日』
(花姫編)
世間知らずの令嬢に東京見物してもらう回。
・獠「ここんとこ美人の依頼がサッパリない!」
……という事は、依頼そのものは来てるんだね。
・伝言板の右横に「くずもの入れ」。
ゴミ箱でさえない。分別って概念がまだ無い。
・掲示板の文字。
「おながれだあ / ハハハハハハ わりいな 今度おごる 北(※北に○囲み) あとでTELするね(ハートマーク)」
「ゑっくすわゐぜっと / 昼四ツ 路地裏通りにて待つ / 壇之浦軍太夫」
「おそい!!今何時だと思ってるんだ!! / さきにいってるかんね。今日はおごれよ!」
・軍太夫が逃げる路地の電柱にポスター。
「ホステスさん大募集」(バニーガールの顔イラスト)
・銀座のドレスコードのある店でメニューを制覇する花姫。
佐藤由美子編を踏襲。(アニメでカットされた挿話)
・花姫の飼う猿が車内を破壊。
子供時代の私は分かってなかったが、コレ大事(おおごと)ですよね。
たしなめない姫もいかがなものかと。
・ごみ埋立地に憂う花姫。
今は夢の島も緑地になってますからどうか一つ。
・絵に描いたような戦闘ヘリ襲撃。
獠「何とかしろったって、相手は戦闘ヘリなんだもん」
おまえが言うか?
・花姫をナンパしてきた男が、またも浅田飴を手にしてる。
・で、獠&香が目を離した隙にさらわれる姫。絵に描い(略
・タネを明かせば、実は茶番。
土地を古いまま守る花姫と、一族復興のために土地開発を狙う五郎兵衛との話し合いを設けるために、軍太夫が仕組んだのである。
ただ、一見美談のようでも、花姫が死ぬ危険もあったはず。
軍太夫はひんぱんに姿を消す上、最後まで余裕を崩さなかったのが気にかかる。
どこか軍太夫に、黒い疑惑を感じてしまうのは私が汚れたからなんだろうか。
それでは。また次回。