さつまいも農カフェきらら

「マツコの知らない世界」では語りきれなかったさつまいもの世界🍠新潟県小千谷市にある店の裏話、日常、おいしいものなど。

雪の下の野菜は甘い伝説

2016-03-23 11:09:36 | 農業のこと
甘い!!!!!!!!!!!!


思わず飛び出るこの言葉


Tくんちの
雪の下から掘ったニンジンが届きましたーーーーーーーーーーー!!!

今まで出していたモノは
「雪にあたったニンジン」
こちらもすごーーーくおいしかったけど

今回のは
「雪の下で埋まった状態だったものを掘り起こしたニンジン」

微妙に違うんです


香りから全然違います

そして
噛んだ瞬間

じゅわ~~~~~~~っとものすごいフレッシュな甘みが広がり、全くニンジン臭くないんです!!!

んまい!!!!!!!!!!
これ
めっちゃおいしいよ~~~~~~


「っつか
今年初めてやったんすけど~~~~

まぁ
味はそこそこイケるかなっつーーー感じで」


かなり謙虚なTくん

最近
スマホを向けるとポーズを決める技を習得して
私から「そういうのいらない!!」と怒られています・・・



雪の下に埋まっていた野菜は甘い!!!!

そして
柔らかい!!!

こんなおいしいものに出会うと
トウキョウの母に食べさせてあげたいなあ
って
いつもいつも思います

雪の下にいた野菜は
寒くなると野菜自身が凍らないよう自己防衛本能の働きによるものなんですって!!!!

野菜はデンプンがほとんどで、そのままではふつう氷点下ー3度くらいで凍ってしまいます・・・

これを防ぐため、
野菜自身の酵素を働かせてデンプンを糖に変えます。


いわゆるデンプンの糖化

お酒を造るときに麹を使って米のデンプンを糖化させるのに似ていて

糖は氷点下ー10度くらいまで凍らないので
糖化した野菜も凍らずに生きながらえるということになるのです!!!!!

さらに

野菜を覆った雪が、最低気温が氷点下ー30度以上にもなる外気から野菜を守って、さらに湿度が90%という最高の状態で包んでくれます

デンプンが糖に変わると甘くなる・・・というのは


さつまいもがなぜ甘くなるか、と同じ現象

さつまいも洗脳体であるブログ読者なら知っていることでしょう

これによって
旨味も増し、雪の下で野菜たちは糖度が5アップするものもあるそうです

そんな

雪国小千谷の

おいしい

ものを

さらに

伝えたい!!!!!!!!!!!!!!!




そんな風に思ったからこそ

「きらら」があり
「農プロデュース リッツ」(←私の会社名)
があるのです!!!!!!!!

頒布会「Ritz」3月号は

雪下ニンジンなども入りました!!!!

ぜひ食べてみたーーーい
って方は
「きらら」でも販売していますし
発送も承っています!!!

本当に
本当に
ものすごくおいしいので

ぜひ
一度小千谷産雪下人参を食べてもらいたいです!!!!!!!





っつかさーーー
お宅訪問!みたいのあるじゃないっすかーーーーー

お宅訪問大臣、みたいなーーーー

あれってなんすかーーーー



・・・
それは青年農業士会員宅訪問です・・・

ちょいちょいブログネタを提供してくれるTくん

20歳の時は可愛い青年だったけど
あっという間に29歳になりました・・・

私のブログ初登場は6年前
「同行したTくんのつぶやき

長岡に行ったTくんのつぶやき」
つぶやきまくってますが

私に勝手にいろいろ書かれまくっているだけです(笑)