さつまいも農カフェきらら

「マツコの知らない世界」では語りきれなかったさつまいもの世界🍠新潟県小千谷市にある店の裏話、日常、おいしいものなど。

イモーカミと7匹の子ヤギ

2021-03-06 13:42:17 | ワタシ、講師
むかしむかし、あるところに

優しいお母さんヤギと、七匹の子ヤギたちが住んでいました。

ある日の事、お母さんヤギが言いました。
「お前たち。

お母さんは用事で出かけてくるから、ちゃんと留守番をしているのですよ。
それから
最近は
イモを売りつけたり、イモを強制的に食べさせるイモーカミが出るというから、用心するのですよ」

「お母さん、イモーカミって、怖いの?」

「そうですよ。何しろイモーカミは、イモを食べさせながらヤギを洗脳してしまうのだから」

「あーん、怖いよー」

「大丈夫。

家の中にいれば安全ですよ。

ただイモーカミはずる賢いから、お母さんのふりをしてやって来るかもしれないわ。

イモーカミはガラガラ声で太い足でまん丸の顔をしているから、そんなのがお母さんのふりをしてやって来ても、決して家の中に入れてはいけませんよ」

「はーい、わかりました。では、いってらっしゃーーーーーーーーーーい」
子ヤギたちはお母さんヤギを見送ると、玄関のドアにカギをかけました。


さて
しばらくするとイモーカミがやって来ました。
両手にはさつまいも、さらに焼きイモ食べ比べを持っています。

そして
玄関の戸を叩いて言いました。

「坊やたち、開けておくれ、お母さんだよ」

すると、子ヤギたちが言いました。

「うそだ! お母さんは、そんなガラガラ声じゃないよ」

「そうだ、そうだ。その酒焼けしたみたいなガラ声!椿鬼奴かイモーカミしかいないだろう!」

(ちっ、声でばれたか)

そこでイモーカミは薬屋に行くと、のどぬーるスプレーを買って、声のガラガラをキレイにしてまたやって来ました。

「坊やたち、開けておくれ、お母さんだよ」

「あっ、お母さんの声だ」
子ヤギたちは玄関にかけよりましたが、ドアのすき間から見えている足が太く、頭巾をかぶっている顔はまん丸です。

「お母さんは、そんな太い足じゃないよ!!顔もまん丸じゃないよ!」
「そうだ、そうだ。お前はイモーカミだろう!」

(ちっ、足の太さでばれたか)

そこでイモーカミは持っていたさつまいもを焼きはじめました。

のどぬーるスプレーで声もお母さん、
焼きイモの煙で隙間から見える足も顔もぼやけてお母さんに見えました。

「坊やたち、ほら
焼きイモが焼けたよ。

食べ比べも出来るように3種類もあるわよ」

「わーい、お母さん、お帰りなさい」











子ヤギたちは

イモーカミの作戦に


まんまと


ハマってしまうのでしょうか・・・・












そんなことを考えながら

ニヤニヤ

うきうき

来週の東小千谷小学校の資料を作っています

嬉しい出前授業の依頼

さつまいも先生ができる幸せ

今回も試食タイムを入れて
子供たちをさつまいも好きにさせるぞーーーーーーーーーーーと
気合入れてます♪

以前の私は
売り子のやりすぎ
年末年始や3月の年度変わりの宴会続きで
週末になると声がガラガラだったけど

今年はのどが快適♪

のどぬ~るスプレーを飲み物のように常習していたあの日が懐かしい(笑)