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ホントはにぎやかな「精霊流し」

2008-07-30 18:09:37 | 朗読あれこれ


8月ーーー。
お盆が近くなってきました。
帰省して、その故郷独特のやり方で
みなさん先祖を供養するのでしょう。

アタシの通っている美容院の先生は長崎出身。
きょう髪を切ってもらいながら
「長崎と云えば精霊流しがありますよね」
と、話すと
「そうそう、賑やかなんだよね~」
との答え。その形容詞がピンとこなかったので、
「え?賑やかなんですか?しみじみと、こう、川に舟を浮かべて・・・」
と云うと、
「いやいやまさか。爆竹鳴らして花火あげて、そりゃあもう大騒ぎするんだよ」
と教えてもらってビックリ。

はい、アタシは、グレープの大ヒット曲『精霊流し』の歌のイメージのまま
思い描いていました(^^;
つまり「精霊流し」と「灯籠流し」をゴッチャ混ぜにしていたと申しましょうか(^^;

長崎のいわゆる精霊船は、亡くなった人の霊をのせて、爆竹やかねの鳴り響く中、
街を賑やかに練り歩くんだそうです。

こんな映像がありました。

長崎新聞の映像記事



ちなみにグレープの『精霊流し』は、やはりこの長崎のにぎやかな精霊流しを歌っていて、
歌詞をよくみると

「精霊流しが華やかに始まるのです」
とか
「人ごみの中を縫うように」
というフレーズが出てはきているのです。

でもなぁ、やっぱりしんみりするイメージが強いなぁ。
あのメロディーのせいだろうなぁ。
さだまさし氏の声のせいだろうなぁ。
バイオリンの音色もなぁ。