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NPO法人「国際芸術家センター」について

2008-11-19 05:00:41 | お知らせもの



この【朗読もの】でも何度かご紹介しましたが、
文化と芸能を通して世界と交流することを目的としたNPO法人
IAC(International Artists Center)=国際芸術家センターを、
いま一度みなさんに知ってもらいたいなぁと思います。

まずはここ、IACのホームページをご覧ください。

やろうとしていることはとても分かり易い。
それは、祭りや踊りや音楽や唄は、みなさんの育ったそれぞれの地域に必ず
何かしらの形で根付き受け継がれていて、
多かれ少なかれ、私たちはそれらを見て聴いて生きてきたからでしょう。

馴染みの調子がきこえてくると、それだけで武者震いしてしまう。
初めての土地で初めて見る踊りなのに、なぜか心が打ち震えるときもある。

きっと人間って、音楽と踊りがないと生きていけないのではないかしら!?
だってあんなに喜怒哀楽を解放できるんですもん。

さてさて、日本中の、あるいは世界中の隅々まで見渡して
見たことのない祭りや踊りや音楽を知るチャンスがあったら
どうですか?

IACの舞台公演をとおして、私はこれまで
日本国内の様々な地域(例えば秋田、青森、岩手、徳島など)の芸能や、
イタリア、エストニア、アラスカ、ボツワナなどなど
中には一生のうち行けるかどうかわからない国々もありますが(笑)
彼らの文化・芸能に対する自負と愛情と、また何より日本に対するリスペクトを
目の当たりにしてきました。
見に行くまではどんな踊りか音楽か分からず少々引き気味だったりするのですが(^^;
いざステージが始まると、彼らのパワーに魅せられ美しさに惹かれ、
そしてどこか自分のルーツと共通するビートを発見したりするのです。

「なんだ、ウチの故郷の祭りと一緒じゃないか」

みたいに。

IACはすごく分かりやすく活動していますが、
こうゆうことって大事なのに地味だからというせいか
なかなか脚光が当たりません。
特に今なんか、金融危機だ、景気後退だという中、文化や芸能を支援しよう
という意識は後回しになりがちなのかも。

でもね、利益が目に見えて効果的にあるものだけでなく、
ちょっとすぐには判断できないような価値をもったものに触れることって
あとでよみがえってきて、思わぬことに発展することもある。
ですよね?みなさんの経験からも。

ご興味がわいてきたら、IACの公演に足を運んでいただくか、
また「プロボラ」(プロフェッショナル・ボランティア)という立場、つまり
ご自身の能力を活かした関わりでIACを支援してゆくというやり方もあるので
連絡をとってみてください。
企業からの支援や、企画の持ち込みも熱望!のようです。

「文化交流は、人の力の結集なしでは継続できません」

こう話す、事務局の金屋輝美(かなやてるみ)さんというハートフルな女性が
窓口です。
電話 03ー5426ー2047
IAC=国際芸術家センターのホームページにも
連絡先がのってます。


そうそう、公演といえば、12月6日(土)にカザフスタンの音楽団がやってきます。

午前10時~11時、「めぐろパーシモン」では、
カザフスタンの伝統楽器「ドンブラ」「コビス」などによる演奏

午後4時30~5時30分、「フジテレビ はちたま」では、
カザフスタンの若手弦楽奏者による室内楽が
それぞれ聴けます。

いずれも入場無料ですが招待券が必要なので
IAC=国際芸術家センターのホームページから
「お問い合わせ」をクリックしてメールでご連絡ください。

ちなみに上の写真は、私の大好きな写真家、
齋藤亮一さんの写真集「ゆるやかなとき」に
カザフスタンの風景が載っていたのでパチリ。
齋藤亮一さんのサイトはこちらです。
すばらしい写真家です。