フジテレビの社屋にある、まぁるい球の中に初めて入りました。
「はちたま」なんていうかわいらしい名前が付いてるんですね。
誰でも訪れることができて
写真のようにレインボーブリッジ越しに東京を眺望できるという
この場所には、真ん中にフラットなステージもありまして、
この日、以前【朗読もの】に書いた、国際芸術家センター(IAC)主催の
コンサートが行われたのです。
中央アジア・カザフスタンから来日した
若手弦楽器奏者のグループ、「カメラタ・カザフスタン」のコンサートです。
オープンスペースなのでクラシックは大丈夫かなぁと心配しましたが、
すばらしい演奏と歌声に「はちたま」中が聴き入っていました。
カザフスタンは、旧ソ連を構成していた国の中で、ロシアの次に広大な国。
資源争奪戦で必ず耳にするカスピ海を西に擁し、
石油、石炭、ウラン、クロムなど
鉱物資源に恵まれた土地だそうです。
日本とのつながりは・・・と考えていると、
日本人で初めて宇宙に行った元TBS社員の秋山豊寛(あきやまとよひろ)さんは、
カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から宇宙へ飛び立ったんだと
知人が思い出させてくれました。
あいさつに立ったカザフスタン共和国の文化情報大臣は
日本語でスピーチ。
何でも川端康成が好きな日本びいきの方だとか。
対して我々はどれだけカザフスタンの文化を知っているかと問われると
恥じ入るものがあります。
こうゆうきっかけって大事ですね。