おいしい和菓子、発見

うまい和菓子をみつけました。
散歩なぞしてみるもんです。

その日は浅草に行き、
電車で茅場町まで移動、
そこから散歩開始です。

あとでルートを辿ってゆくと随分歩いていました。
茅場町から日本橋へ向けて歩き、
三越前を通過して神田を抜けて神保町・・・

こんな感じです(^^)

その途中で発見したお店が、

『和菓子司萬祝処　庄之助』

でございます。

歩き疲れて甘いものが欲しくなったころ
看板が目に飛び込んできたのです。

表から商品を物色していると、店の中から
品の良いおばあちゃんがすたすたと出てきて
引き戸を開けて

「まぁ、いらっしゃい。よく来てくれました。」とな。

ついでにアタシの服装やらスタイルなんぞ誉めあげて
あたしゃすっかりのせられいい気になって
結局店内へ入ることに。

その名をきいて想像できますが、
ここは、大相撲立行司 二十二代 木村庄之助の息子さんが始めたお店だそうです。
二十二代 木村庄之助は、栃・若時代の全盛期を裁き、
また行司定年制初の定年退職をし、104歳の長寿を全うした方です。

栃錦に若乃花かぁ。
さすがに生まれる前の話ですし、アタシ相撲は詳しくないのですが、
歴史的名勝負をいくつもつくった大横綱です。

さてーーー
こぢんまりした店内の、むかし懐かしいショーケースに
アタシの大好きな和菓子がずらり。
そこから選んだのが、写真の3点。

軍配の形した「庄之助最中」。
和菓子の定番、桃山。
そして「ごま大福」。これが絶品でした。
皮が香ばしくてうまい。

すてきな店、発見です。
散歩バンザイ、です。


ちなみに、庄之助がもっている軍配には

「知進知退　随時出処」

と書かれています。
進むべき時を知り、退くべき時を知る。
行司の精神を表しているのでしょうかーーー。


「庄之助」のホームページはこちらからどうぞ。
【行司についてのミニ知識】は必見ですよ(^^)