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箸渡し!?

2008-09-08 17:49:33 | 朗読あれこれ



日本人なら毎日使うであろう箸。
アタシなんぞ洗う時ついついぞんざいに扱いがちです。

この度、新しい箸をいただいてしまいました。
ご覧の二膳。

塗り物で、ちょっとざらついた手触りがまた持ち易く
良品です。
これは大事に扱わないと(^^;

お箸の専門店「銀座夏野」の品です。

こうしてお箸をしげしげと眺めると
デザインや色、長さや素材が気になります。
手に持ってみてしっくりくるかどうか、
掴みやすいかどうか、
愛着がわくかどうか。

やはり日本人は箸にこだわるやもしれません。
もしかしたら椀よりもずっと。


恥ずかしい話ですがアタシの箸の持ち方は正しくありません。
当然美しくありません。
昔から母に
「あなたには持ち方を教えたのにできない、弟は教えないのにできていた」
とバッサリ、嫌味を云われてきました。とほほ。

あと「箸を長く持つ人は親から距離をおいて生きてゆく、
短く持つ人は親元近くに居る」
なんて教えられましたが、それって何が根拠なんでしょうか?
きっと根拠はあるようでないんでしょうけれど(笑)、
箸はとかく縁起ものに関わることが多いように思えます。
それだけ日本人にとって身近で大切なものなのでしょう。

ですから、ついぞんざいに洗ってしまうアタシでも、
これまで使っていた箸を捨てる気にはなれません。
箸を捨てる、ってできないですよね?割り箸でない限り。

「銀座夏野」によると、箸の起源はピンセット型で、
一方が人間、一方が神様のものとされて
人と神を結ぶものと考えられていたそう。
人間が生きるための食物を口に運ぶ“はしわたし”ですもんね。

ちなみに「銀座夏野」では、ご希望とあらば使用済みの箸を箸供養してくれるそうです。


さぁ、みなさんもご自分の箸を眺めてみてください。





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