きょうは旧暦の8月15日にあたり、
中秋の名月、十五夜です。
ちなみに満月ではありません。
満月はあした15日。
中秋の名月は必ずしも満月ではなく(満月でないことが多い)
旧暦の8月15日の月を指すのです。
お月見をしたり、秋の収穫物を備えたりする風習がありますね。
ちなみに、こよみ的常識(?)によりますと
中秋の名月の日は必ず仏滅だそうです。
こよみ的常識計算でそうなるんだそうです。
ふしぎ。
写真は、先日お茶のお稽古のときに使った棗(なつめ)です。
名が「月にうさぎ」。
うさぎ うさぎ
何みてはねる
十五夜お月様
みてはねる
なぁんて歌いたくなります(^^)
写真では分かりにくいですが、この棗の色が“月色”なんです。
何ともいえない乳白色。
蓋を開けて返すと、ご覧のように兎がこちらを向いています。
お茶のお道具は、ピンポイントでしか使えない
贅沢だけれども季節を大事にする気持ちが伝わるものが多いです。
茶道のおかげで、今までなら素通りしていたものが
ことあるごとに、こうして引っかかってきます。
ありがたや。
東京の空は、朝から雲に覆われていますが、
みなさんのいらっしゃるところから名月が見えるといいですねぇ。
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