イタリアの作曲家「ヴェルディ」。
音楽にも私生活にも社会的な活動にもやり残した事がないと
思える程充実した人生を送った。
イタリアの人からは心から愛され尊敬されている。
まさしくイタリアの象徴。その象徴はちょっぴり単純で
喧嘩早かった相だ。
それ故「聖人」の枠に押し込められる事なく後世の人に
親しめられている。
ヴェルディは自ら「私が作った一番美しい作品」と語り
私費を投じて建てさせたのは音楽家の為の養老院「憩いの家」である。
ヴェルディの遺産は総額で7百万リラ日本円で40億とこ50億とも。
この半分を彼は各地の慈善団体寄付したが生前にも「憩いの家」に
百万リラ(7.8億円)の寄付をしていた。
私服を肥やす事に血眼の日本の政治家は彼の前に出られるだろうか。