マダム”裕子”の日記

マダムバタフライインターナショナルの活動報告です。

最後の一木

2011-12-30 10:14:20 | Weblog

  岩手県陸前高田市の奇跡の一本松。

 あの3.11以来声なき言葉を多くの胸に届けてきた。

 樹齢270年と言うから芽を出したのは徳川八代将軍吉宗の頃。

 他の仲間7万本は倒れ望みもしなかっただろうが

 日本一有名な木になった。

 しかしこの奇跡の一本松も根が腐って蘇生が断念された。

 別れを惜しむようにライトアップし暖を与え感謝の思いを

 1本松に届けている。

  こんな詩が------!

 「木がそこに立っているのは/それは木が/空に書き続けている/
 
 今日の日記です/あの太陽ににむかって-----」

  枯死は辛いが命はつながる。

 1本松の松ぽっくりの種子から18本の苗が育っているとか。

 この苗のように新しい年を決意して前に進もう。

  1本松に別れと感謝を。”ありがとう”