マダム”裕子”の日記

マダムバタフライインターナショナルの活動報告です。

美学

2014-11-24 20:22:05 | Weblog

  高倉健さんが貫いた美学。

 病床の姿は見せたくないーーーーー。

 見舞いを許したのはたった2人だけ。

 「鉄道員(ぽっぽや)の主人公のように死にたい」と

 身近の人で世話をする人に告げ、その言葉通りひっそりと旅立った。

 北九州で暮らす縁戚も訃報に驚いたと。

  高倉健さんが前立腺を患ったのは5年ほど前、

 入退院を繰り返していた様だ。

 完治して何とかもう一本と復帰に執念を燃やしていた。

 古畑康男監督との「風に吹かれて」が次回作品だった。

 どんな映画になった事だろう。でも、それも儚く消えてしまった。

  青春時代に苦楽を共にした東映での「鉄道員」が最後の作品となった。

 昭和の大きな星が又消えた。淋しくて悲しいーーーーーーー。