その男性は妻と喧嘩をし家を飛び出した。気分はよくない。
自然と足は皇居に。その空間は彼に穏やかな癒しの時を与えてくれた。
まだまだ自分はと後悔の念。彼女にあやまらねばとーーーー。
皇居を歩くうちにごみが気になった。
「何でごみを捨てるやつが居るのか。俺が綺麗にしてやる!」
せっせとごみを拾う。行き会う人が「ご苦労様!」「有難う!」と。
笑顔の贈り物に心の中には太陽が輝いている。
何かの為、人の為に動く行為がこんなにも自分を幸せにしてくれる。
1週間に1度この”ごみ拾い運動”をやると彼は決めた。
その美しい行動は社会をリフレッシュします。
彼の話に、私は感動の1日を頂きました。