昨日お話しました“十界論”それは人間の生命の境涯の事です。
地獄、餓鬼、畜生、修羅、人、天、声聞、円覚、菩薩、仏と十の世界です。
六道輪廻といって地獄、餓鬼、畜生、修羅、人、天と、この世界を縁によって
ぐるぐると廻っていると言うことです。
頭に血が昇ったり、怒鳴ったり、そうかと思うとお婆さんに手を貸す
人としての優しい行為です。
でも、その世界から一歩前進。四聖の境涯に行きましょう。
声聞、円覚、菩薩、仏の世界です。
”仏の生命”とは何があっても動じない幸せを求める心です。
その為に人は”修行”と言う一生を生きるのではないでしょうか。