黄色に彩られたいちょう並木。葉が舞って地面は黄色の絨毯。
最後まで残っていたいと思う葉が1枚1枚と散っていく。
風に舞ういちょうの木からオーケストラの音楽が聞こえてくるような感じ。
いちょうの木も間もなく総てが終わるでしょう。
“生老病死”は人だけではなく総ての物に通じます。
こんな言葉があります。
「年々歳々花相似たり、歳々年々人同じからず」
いちょうの木は来年またこの場所に葉を咲かせるでしょう。
でも、人は年々変わっていくものです。
刻々と時は流れているのです。
であるならば、悔いなく前に歩いていきたいものです。