三遊亭園歌師匠が先月の4月23日にお亡くなりになりました。88歳。
あの話芸はもうライブではきけません。あの「笑点」の司会の師匠を思いだします。
昭和天皇の前で御前公演もやられた相です。実に70年に渡って落語を演じ続けたのです。
師匠の新作落語「中沢家の人々」には、高齢化社会到来に対する重要なヒントがあると。
或る日、師匠の母親は「親孝行してくれたから、子孝行するよ」
翌朝、母親は布団の中で息を引き取っていた。何の世話にもならずあの世に行ってくれた。
自分の人生どの様に着地するか、それは誰にも解りません。
でも「生きた様にしか死ぬ事は出来ない」ーーーーこの深い意味を理解し
今を生きたいものです。