「戦争ほど残酷なものはない。戦争ほど悲惨なものは無い」
私の尊敬する師匠の言葉す。その青年は東京大空襲の時、火の海を母の手をにぎつて走った。
しかし、手が離れてしまつた。次の瞬間母は炎に包まれたのです。
母を思う悔恨の思いで、残りの人生を生きた。そして、詩人となつた。
「母よ/いない/母がいない/走っている/走っていた/走っていた/母がいない」
戦争で大切な人失った人は、どれ程いた事でしよう。
生き残った人の心は地獄です。戦争とは、人の心に地獄を与える物です。
母を思う心は平和に繋がります。
戦争を止めるのは、母を思う心しかありません。