山村で遅咲きの桜が咲いていた。その桜に沢山のハチが花の蜜を吸っていた。
生育が悪かろうとも、誰が見ずとも凛と咲き其処には風格さえある。
桜の見頃は本当に短い。その晴れ姿は、春夏秋冬大地に根をおろし厳しい自然と戦い
勝った証なのでしよう。何事もどんな世界でもその方程式は同じ事です。
ある音楽隊ーーーーー大会の8分間の演奏の為に一年間を通じて懸命な練習を
積み上げてきた。その音楽だからこそ人々の心を打つのでしょう。
風雨に打たれずして成長した樹木は無い。どんな環境にも倒れず必死に生き
爛漫と花を咲かせる桜。その桜の様に私達も前に歩いていきたいものです。