みにゃさぁん
今日はまたまた、アモのお話を・・・・
おじさんおばさんの緊急会議の結果を受けてお家にゃんこになり、
アモ専用のお部屋に入ってから、アモは、手術あとの傷も順調に癒え
外で恋焦がれてアモを呼ぶ、町の男の声にも、フン、とばかりに
自分の好きな場所を見つけては、長々と寝そべって過ごすようになりました
シャム猫のディーナおばあさんは、たまにガラス戸越しにアモを見ていましたが
初めは目をまん丸にして、『この子、一体誰』てな感じでした。
でも、元々ディーナおばあさんはマイペースでプライドの高いにゃんこでしたから、
そのうち、意にも介さず、『別に・・・』という風になっていきました。
アモの方はといえば、もう、そばに行きたくて行きたくてたまりません。
大声で呼んでは、ガラス戸越しに体を摺り寄せる様子に、
この家のおじさんたちは、可愛いやら可哀想やら・・・
でも、腎臓が悪いディーナおばあさんには、アモの体内に潜むウイルスは絶対 N G!
とにかく、直接接触は、可哀想でしたが避けなければなりませんでした。
ディーナおばあさんの、いつも堂々たる物腰は、アモにはあこがれでした。
あの、他のどんな猫でもからかってきたラブラドルのロッキーおじいさんでさえ、
ディーナおばあさんには一目置いていたくらいでしたから・・・
まだ若い頃、他のにゃんこたちが皆ロッキーを恐がって、そばを通るとき、ササッと飛び越すのに、
ディーナは、わざわざ大きな顔の前に止まって、
『そこはジャマよ・・・』 とでも言うように一声かけていったものでした。
その貫禄を、年老いた今でも保ち続けていたディーナは、
アモでなくても、かっこよく見えたことでしょう
ガラス戸越しではありましたが、にゃんこ同士の会話は、次第に生まれ
それまで、躾も何も一切関りなく生きてきたアモが
少しずつ、良い子になっていく兆しの見えた、心の交流の始まりが、
そこにはあったのです・・・
・・・つづく・・・
今日はまたまた、アモのお話を・・・・
おじさんおばさんの緊急会議の結果を受けてお家にゃんこになり、
アモ専用のお部屋に入ってから、アモは、手術あとの傷も順調に癒え
外で恋焦がれてアモを呼ぶ、町の男の声にも、フン、とばかりに
自分の好きな場所を見つけては、長々と寝そべって過ごすようになりました
シャム猫のディーナおばあさんは、たまにガラス戸越しにアモを見ていましたが
初めは目をまん丸にして、『この子、一体誰』てな感じでした。
でも、元々ディーナおばあさんはマイペースでプライドの高いにゃんこでしたから、
そのうち、意にも介さず、『別に・・・』という風になっていきました。
アモの方はといえば、もう、そばに行きたくて行きたくてたまりません。
大声で呼んでは、ガラス戸越しに体を摺り寄せる様子に、
この家のおじさんたちは、可愛いやら可哀想やら・・・
でも、腎臓が悪いディーナおばあさんには、アモの体内に潜むウイルスは絶対 N G!
とにかく、直接接触は、可哀想でしたが避けなければなりませんでした。
ディーナおばあさんの、いつも堂々たる物腰は、アモにはあこがれでした。
あの、他のどんな猫でもからかってきたラブラドルのロッキーおじいさんでさえ、
ディーナおばあさんには一目置いていたくらいでしたから・・・
まだ若い頃、他のにゃんこたちが皆ロッキーを恐がって、そばを通るとき、ササッと飛び越すのに、
ディーナは、わざわざ大きな顔の前に止まって、
『そこはジャマよ・・・』 とでも言うように一声かけていったものでした。
その貫禄を、年老いた今でも保ち続けていたディーナは、
アモでなくても、かっこよく見えたことでしょう
ガラス戸越しではありましたが、にゃんこ同士の会話は、次第に生まれ
それまで、躾も何も一切関りなく生きてきたアモが
少しずつ、良い子になっていく兆しの見えた、心の交流の始まりが、
そこにはあったのです・・・
・・・つづく・・・