国語塾長、情報集めて考えます・書きます的ブログ

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母の状態、よろしくない

2024-08-11 22:24:01 | 母の介護

虫やさん(昆虫好き)によると、今年は、とっても虫が少ないらしい。

私もそう感じる。

なんだか、セミの鳴き声があまり聞こえない・・・・

私にゆとりがないせいだろうか。

 

***

母、ご飯が進まなくなった。

朝は1時間近くかけて、なんとか食べる。

昼も、量を多くしてないので、なんとか食べる。

おやつは残すし、夕飯のご飯を残す。

今日もそう。

手が震えていると、ヘルパーさんより連絡あり。

歩きも怪しい・・・

血中酸素濃度も90%に届かない。一方脈が多くて、心臓の負担はきつい・・・

ヘルパーさん、急遽2人体制で、数値が落ち着くまで見守り。

私も、また衰えた、と感じていたことなので、今回の異変は驚かないが。。くるのかな。

訪問診療医に連絡。

数値や状況を話したら、様子見しましょう、おしっこはでていますよね?

はい。。

ヘルパーさんからは、明日からは2人体制で入らせてもらいます。

今現在(11日22時半)見守りカメラの様子では、大丈夫そう。

ビール飲まずに寝ます。

父の月命日は15日(本命日は9月15日)

13日からはお盆、15日はお盆最終日。

16日は明け。

15日は要注意だな、って思っている。

ペンちゃんも、そんな感じで振れるし。

お盆は天地のバランスよく、天寿尽きる人の逝くときとしてはベストの時期。

 

旅立つのなら、痛み苦しみ無く、怖れなく、弟たちや父に導かれて足取り軽く天に昇って極楽往生してほしいと祈っている。

本人にあの世に着いたら先ず何したいと質問したら「お茶のみしたい」という答えを聞いたときがあった。

母の仲よしはみんなあっち、久しぶりに皆さんと再会してゆっくりお茶が飲みたいのだろうな・・・

でも、これを無事に越えれば、また少し命が延びるのかもしれないが。

私は、いつもと変わらず、するだけです。


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薄氷を踏んでいるいのち・・・口から何を入れるかで人生は変わる

2024-06-28 22:54:36 | 母の介護

母、93歳が発病してから8ヶ月、昨年末に日赤から酸素をつけて退院してきてから6ヶ月が過ぎた。

体重は増え、歩きはしっかりして、ディサービスは休まず行っている。

当初の予想を上回って回復している。

「うちに帰りたい」という気持ちが満たされて回復のモチベーションになったのだろうが、自画自賛ではないが、私が作る食事も予想以上の回復に寄与していると思っている。

江戸時代、水野南北という稀代の観相師がいたが、彼の教えの一つに「食を慎め」というのがある。

これは粗食の勧めではなくて、口に入れる物(すなわち体内に取り込むもの)をよく考えなさい。後先無く、鯨飲馬食・美食するのは悪し。ということだ。

また、同じく江戸時代の有名な書物「養生訓」(貝原益軒)にも「食は人生を変える」というようなことが書いてある。益軒というと、房事(性的な)あれこれのご教訓で有名だが(詳しく知りたい方はご自分でお調べになって)それ以外にもためになることを書き残している。

 

体内に取り込むものが生死さえも左右するのは、今回の新型コロナワクチンでよく分かった。(と思う)

一回の接種で、あっという間に亡くなった方々が大勢おられる・・・・・

横道・脱線でした・・・

先日も、パソコンの修理に来た人から「ショートステイとかにやろうとか思わないんですか?」といわれた。

まあねえ・・・・二泊三日でも行けば私は息抜きができる。(本人、酸素をつける前は、行くのは了承していたし、行くところまで仮決めしてあった)

でも、、、、何を食べさせられるのか。生活の流れも違うし。

なんか、調子崩しそうで、それも一気に悪くなりそうで、やらないでいる。

そういったら、

彼は福祉業界にいたこともある人なんで「確かに、ショートステイの後に体調崩す人はそれなりいます、あるあるですね」

一応、酸素装着でも受け入れてくれる施設は調べてあるし、いざとなったら(私が具合悪くなった時)急遽受け入れ可との話もついている・・・だから、いざというときの準備はしているが。

今のところ、その事態ではないので、しないというか、したくない(その後が恐い)。

 

今や、母の命は薄氷の上にある。(と私は感じている)

薄氷が割れないでいるのは

希望通りの自宅生活・食(サプリも含めて・毒とかそれに準じるものを体内にいれない)・決まった生活リズムやスケジュール・ヘルパーさんに恵まれている

などのおかげだろう。

どれか一つ、ちょこっとうまくいかなくなっても薄い氷は割れる・・かなあ・・・まあねえ・・・それもまた運命だろうが。

ということで本日の母の食

朝食・・・写真取り忘れました。(おかずは昼と似ています、これに納豆とかぼちゃの煮たの、ご飯と味噌汁、バナナ1/3とヨーグルト・蜂蜜のせ)

デザートに大福を出すのを止めた代わりに、ちびおにぎり2個分のところに鎮座。

これに味噌汁と、桃のデザート。

体重増加を少しでも食い止めたい。

でも、好きな物(まんじゅう・大福・おはぎは大好き)は食べさせたい!という妥協策がこれ。

デザートの桃。明日の命は分からないので、どんなものでも旬を待たずに出たばかりの「走り」を食べさせているこの頃。

上は、おやつの空豆

おやつはヤクルトとこの空豆

夕食用

下 揚げ出し豆腐の挽き肉ソーズ煮をブロッコリスプラウトの上にのせた

上 ブロコッリとカリフラワー、少し残っていたかいわれ、カニカマを味噌マヨネーズサラダに

キュウリの塩麹漬け、トマト、らっきょの甘酢漬け・市販胡麻豆腐(大好き・・日赤入院中は毎日持って行っていました)

地味に粗食(素食あるいは蘇食)ですが、雑食、野菜中心。それと、私の自慢は、調味料は伝統的な作り方をしているややたかいものを使っているてことかな。

味噌醤油は地元産。それも1年以上寝かせたもの。

地元野菜を使い、初めから自作、入れてあるものが分かる状態。

私も同じものを食べていますが、2020年4月からこっち、ほとんど受診していません。

今のところ、体内にいれるもの、そう間違ってはいないのでしょう。

薄氷の母のいのちを支えてくれているのは、地元産の素材・食ですね。

天地の恵みに感謝、感謝。

しかし・・・いずれ食べられないときが来て、そのときが「氷が溶ける」ときなのかも知れない。

それまでは粛々とスベキコトをするまで。


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私の通い介護をヘルパーさんの報酬に準じて換算してみると

2024-06-25 19:00:00 | 母の介護

五月のヘルパー事業所からの請求書(2つの事業所が入っているので2通来る)

  A・・・12,814円

  B・・・8,758円

  合わせると21,572円(実質21万円近いサービスを受けている)

デイサービス・・・毎月だいたい60,000円くらいの請求(実質は60万円くらいのサービスを受けている)

介護保険や1割負担がありがたいわけで。

まあ、しっかりと支払うべき時に支払ったのだから、母には受ける権利はあるが。。。

近年ひょっこり日本にきて、こういうの全部受ける気満々の人たちの群れ・・ありますよね。。。

やはり、おかしいと思うし、まずは、日本人ファーストで行くべきでしょうねえ。

しかし、いつまでこういうの(福祉サービス)、維持できるのかな・・・ニッポン国は。

今日の話題はこれではありません。

ヘルパーさんの支払いですが

5月の利用回数・・・43回(60分・31回・・つまり31時間 30分・12回・・・つまり6時間)

 43回を時間に換算すると31時間+6時間=37時間

2つの事業所の総計・・・21,572円

21,572円÷37時間=約583円・・・583円(1時間あたり)・・・これは一割負担なので、実質は5,830円(安い気がする)

さて

私が母の介護に費やしている時間をヘルパーさん換算で考えてみた

朝5時半起きで食事の支度、七時前にそれを持って出かける、朝の介護がすべて終わるのは、だいたい9時から9時半(ほぼ4時間労働)

朝タイム  4時間×31日=124時間

昼だいたい11時から13時 2時間 昼タイムに行くのは、日、月、水、金 5月は18回

        2時間×18日=36時間

日・月に行く15時タイム 30分×6回(5月の回数)=3時間

五月の総計タイム 124時間+36時間+3時間=163時間

ヘルパーさんの583円(1H)で計算してみた

163時間×583円=95,029円

これは1割負担額、実費にすると・・・95,029円×10=950,290円

となります。

・・・・・・・・・・・

月によって差異はありますが、実質額にしてみると、とんでもない「労働」をしているわけだ。

うちに持ち帰ってしている洗濯はここの時間に入っていないので、それを加えたらもっと多いはず。

もうびっくり。

一方

自分の親の世話はするもんだ、金で考えるな!民法にもあるぞ、不謹慎な!

プライスレス、タイムレスで当たり前だろうがという声もあろうが。(今はそれも相対的、絶対はない、、)

ま、試みてみました、ヘルパーさん換算。

・・・それで思うのですが・・・

ときおり、同居の兄嫁が介護を担っていた。

介護されていたお舅さんが亡くなった。

しかし・・・・遺産は、介護を担わなかった実子に行く。

彼女(兄嫁)の労働に対する対価は0円、おかしい。

みたいなネット記事を見るけど・・・

確かにおかしい。

自宅介護をするときは、担った人への見返りというか「ありがとう」の印としての(遺産分与)はあった方がいいのではないか。じゃないと、なんだかなあ・・だ。

本来、民法では実子が親の世話はするんです。

嫁ではないのです。

だから、対価は出すべき思うのですが。(もちろん、遺産があればの話ですけどね)

皆さんはどう思いますか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     24日月曜の母の昼ご飯・これに、ミルク味噌汁スープ(味噌汁に牛乳を加える・栄養補完にいい)

     ゴールデンキューイのデザート付き

     短時間に完食。食欲旺盛です。

体重がかなり増えているので、抑えるためにあまりカロリーはとらせない・・という質素な献立。

(ゆかりおにぎり、胡麻豆腐、ウインナのトマトケチャップ和え、トマト、胡瓜の塩麹漬け、らっきょの甘酢漬け)

本人はデザートもおやつも楽しみらしいので、これを外すとかなりカロリー減なのだが、できない。

どうしたもんか、ね。

まあ、93歳、明日が分からん。

食べたいものを食べさせてはやりたいんだけど。

 


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「旅立ち」のシュミレーション?

2024-06-24 19:53:04 | 母の介護

昨日に続いて母親ネタです。

毎朝のルーティンワーク。

朝食が終わると、顔拭きと口腔ケア。

洗顔と歯磨きは、毎朝起きると全部着替えの後に自力で儀式のようにやります。

が、しかし・・・・もちろん、ネコの顔洗いみたいなもので、不十分。

目脂がこびりついたままだったりしているので、しっかり水気を切ったタオルで、目やにをとって、汚れも拭き取る。。

そのときに、手鏡を見せて(本人の顔の前に出して、こういう形での自己認識は大事)

この人だれ、お名前は?

「○○○です」(たまに、私ですとか言う返事がかえってくるが、まあ外れではないのですが、お名前は?と( ^^))

お年は?

「90歳です」(78歳になったり、80歳になったり、時々えらく若返る)

違うよ、93歳、さば読まない( ^^)

では次、電話番号は?

「○○ ○○○○です」(ちゃんと正解できる)

住所は?

「長岡市○○○町(この後の番地はいえるときといえないときがあるが、町名は正しい)」

じいちゃんの名前は?

「エイサク」(父の名前、正解)

今どこにいるの?

「あの世らこって」(あの世だよ)

息子は何人いた?

「二人」

その2人の名前はいえる?

「○○○と△△△」(正解)

今何している?

「△△△は野球して遊んでるなあ~。○○○は、ごそごそらったし、あちこち出かけているだろ、それと、ヒサシと酒飲みしている」

そう、△△△は、野球が大好きで、巨人と「巨人の星」の大ファンで「イケイケ飛雄馬」をよく歌ってた。

○○○は、ホントに出好きで人好きでコミュ力はすごく高かった。ヒサシ、というのは、同じ頃に亡くいなった年上の仲間。

確かに、二人して酒盛りしているかも。

「2人はどこにいるが?」

「あの世らな」

そうか・・・そうだね。じゃ、2人は、ばあちゃん(母のこと)が寿命になったら必ず迎えにくるね。

「そうらな」

じゃ、そのときは、まだこの世にいるとか言わないで、いっしょに行くがよ、迎えに来てくれてありがとな、といってついて行くがよ

「そうらな。天国に行くかなあ。」

天国じゃない、極楽。いけるよ。それと、お茶のみ仲間も待っていらいるよ、(いらっしゃるよ)○○さん(母の名前)来ないなあ、って。一緒にお茶のみしようと、お湯をわかしてみんな待ちくたびれているわ

**

6、7年くらい前まで、3人とか4人の近所のお茶のみ仲間が集って、うちのリビングで、おしゃべりしてました。しかし、皆さん旅立たれて今や現世にだれもおられない・・・・皆さん、きっとお待ちです。

・・・・・・・・・・・・

鏡見ながら、朝の定番会話です。

電話とか住所がキチンといえるので、迷子になって、かえってこれないとか行方不明はないな、と。

そもそも、母親、徘徊はしないタイプだとは思う。

まあ、全然夜中に起きなくなったのは衰え・・・「永眠」の練習かな。。

お迎えさんについて行くというのは旅立ちのシュミレーション。

ちなみに

末弟には、最後の時に、病床で

「よく見てみて、探して。すぐ近くに兄ちゃんいるはず、じいちゃん(父)もいるはず。ついてこいっていているよ。2人について行けばいい、恐くない、迎えに来てくれたんだよ、あんたは悪いことを一つもしてないので、とってもいいところに行ける。2人について行けば迷わない、大丈夫、大丈夫。時が来て、もう一度この世に生まれ変わりたかったら、生まれ変わりの森に行きなさい、忘れないで」

こんな言葉かけをしたら、バイタルサインは、すぐにスーとフラットになった。いわゆるご臨終、耳は最後まで聞こえていたようだった。

「生まれ変わりの森」の話は、丹波哲郎さんの「霊界の書」にあった。何回も弟には聞かせていた。

・・・・・・・・・・・・・・

私はあの世はある(パラレルワールド?)と体験的に分かるので、心から弟に話しかけられた。

そんなこんなで母にも確認、毎朝。

あの世に行く、旅立ちの先に現世よりすてきな世界がまっている、そちらに「誕生する」って思いながら暮らすって究極の心の平安、と、私は思っている。

 

 

 

 

 

 

 


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母は、まだブラックジョークが分かるらしい( ^^)

2024-06-23 13:06:44 | 母の介護

母、このところはトイレも含めて夜起き出す気配もなく、ホントに死んだように寝ている。

あまりに動かなくて、死んでいるんじゃないか、と見守りカメラを見つつ心配になるときがあるくらいだ。

で、当然、朝は「大洪水」

私 今朝もすごいよ、よく、自分のおし○○で流されなかったね、大洪水、大洪水。

母、大笑いする

怒ってもすねてもいいわけだが、大笑い。

昨日も今日も。

どうやらまだ、私のブラックジョークが分かるらしい。

最近の大がつく「洪水」は、利尿剤を飲んでいるせいもあるが、何より、ヘルパーさんやディサービスのスタッフさんが、水分補給を気にしてくださってこまめに摂取させてくださっているためだろうと考えている。

水分が体外排出されないと、体内に貯水して呼吸が苦しくなる(医師いわく、心臓が水の中に入っている状態)、まあ、私、やや洗濯疲れ状態だが、仕方ない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

トイレに連れて行って、よく拭いて(清拭)すべて着替える。

何故か、絶対に一番最初に靴下をはこうとする。

私 なんど言ったらわかるの!それからすると、わたしがが3枚もはかせる(リハパン・ズボン下・ズボン)のに、上がらないよ、じゃまでよく上がらなくなるって。

今朝も同じ、思わず、足をぴしゃりとたたいてしまった。

あっと、虐待だ、ダメダメ!(と心の中の声)

母、黙って靴下を手からポトリと落とす。うつむく。

私、やばい、気まずい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

ご飯は、朝昼晩と用意して持っていくわけだが、何を食べるにしてもよく食べこぼす。

足のした、テーブルの下、いろいろ。

で私

ひよこ買ってきてさ、足下に放し飼いしてやると、育つね、その食べこぼしをついばんで。それで鶏になってコケコッコと卵産むよ

これまた、母親大笑い、大笑い。

あらま、意味わかるんかい、きつめジョーク。

とまあ、むしろ、私に受けた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

明るい。

母親、こんな明るい人だった?

なんだか、私の知っている母親ではないような。童女化している。

従姉のところに行って、この話をしたら、彼女は

もともと明るい人らよ

という。

そういう外部評価なんだね・・・

従姉が、母の母親(私の母方祖母)の最後の頃の様子を話してくれた。やはり頻脈だった、と。それで命日は七月。

同じだねえ。。。母も頻脈だ。

脈110を越えると、私も「なんぎくないの(苦しくないの)」と聞くが「いやなんともない」

身体が頻脈に馴化している。(ちなみに高齢者の脈は、60から80くらいがいい)

母の心臓はものすごくがんばっている、でも限界はくるだろう。

夏は、一つの峠かな、と思っている。


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