国語塾長、情報集めて考えます・書きます的ブログ

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しろさんの話

2020-05-24 22:27:15 | 日記
忠犬しろ神社のしろさん(悠久山)
「写真撮らせてくださいね」とお願いして撮影
社に鎮座しておいでになるので、神様ですし(^_^)



蒼紫神社の御祭神でおられる蒼紫大明神さま、生前は長岡藩のお殿様でした。
牧野忠辰(ただとき)とおっしゃって、名君(りっぱな殿様)といわれたお方です。
吉田神道を崇敬しておられたので、他界して後にそちらから「霊神」やがて「明神」位を戴かれて祭られることになられたようです。
初めは今の「あおーれ」のあたりにあった長岡城内で祭られていたのですが、忠辰公50周忌に今の地に蒼紫神社として遷座(せんざ・神様がお引っ越しされる)、今に至っているようです。
忠犬しろ神社にお祭りされているしろさんは、忠辰公のお気に入りの犬でした。

私は、母のおかず宅配の帰りに悠久山へよく寄り道します。
散歩したり山菜取ったりしてぶらぶらします。
今日はしろさんと少しお話ししたのでそれをお伝えしますね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ボク しろ おとのさまは やさしかったよ
えど というところに いくから ながおかで まっていなさい といわれたけど、あいたいから、あるいていったわん

おとのさまは ものすごく よろこんでくれて だっこして なでてくれて もうぼくもうれしかったので べろべろ おとのさまのおてて なめたわん

ボク しろ。
あるひ じけんが おきたんだ 
おわりとくがわけ というところの でかいわんこが ぼくに とびかかってきた
こいつはけっこう、いやなめつき していた。
ボク わんこ あきたけん じつはけっこうつよいの でかわんこにかった かってしまった

ボク しかられた かってはいけなかったらしい おわりとくがわけのわんこに かってはいけなかったらしい たっくさん しかられた

ボク しっぽがさがった まるまった 
ながおかまで あるいてかえったわん つかれた なきながら かえった 
おとのさまのところにいくまえの かいぬしのうちにいった

ボク そこでもしかられた おうちにいれてもらえなかった ずっとないていた 
ながおかのおしろのほう むいて ないていた・・・・・・

・・・・・・・



きがついたら にじのはしのたもとに いたよ

かみさまに いわれた
おとのさまが おいでになるまで ここでまっておいで     

はい

そこはきれいな はらっぱで ボクのようなワンコ たくさん いたよ 
ネコも たくさん いたな
みんな パパやママ まっていた じまんしながら まっていたよ

いま?
あえたよ 
ただときおとのさま ぼくのおとうさま 
ほんとうに うれしかった わんわんないた 
ぼくのからだ ひかった わん 
いまもいっしょだよ
おとうさまは おとなりのあおしじんじゃで まいにち おいのりにくる ひとたちのおねがいをきいて かなえてやろうと おいそがしい

ボク しろ 
このおやしろで やっぱり おうちにかっている わんこやにゃんこが ながいきしますように というおねがいをきいている
けっこう いそがしい
ときどき げんきなあかちゃんが うまれますようにという おねがいもきく
ボクのうしろに えまが いっぱいあるでしょ 
みんなのおねがいが かいてあるんだよ
みんなのおねがいは えまから ぬけだして はーとのかたちをして ういているよ
ボク それを ぱくんして かなえている
はーとは おいしいわん

しあわせだ
だって だいすきな ただときおとのさまと いっしょだもの
だれもこないときは むかしのように おとのさまと のやまを かけている
あそんでいる たのしいよ
ずっと ここで ながおかのほうを むいて みているよ
おとのさまと ながおかのひとや いきもの の しあわせを たすけるよ


  
 


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