もへじの子達、地道に続けることで現代文の得点は間違いなく上がるし、読む力もついてます。
かし、問題は古文。
古文は、まずは英単語覚えるように古語の意味の理解を図るしかないのだが。
そんな話をして自学を促しても、しかし、みんな、あまりしない一択の自然体。(やれやれ)
それで、昨年末から毎月やる言葉プリント学習を古文強化、とした。
今月の古語に「甚だし(はなはだし)」という語がある。
はなはだし
意味は
ひじょうに、たいそう、とても
なんですが
程度が度を過ぎている、極端に○○だ
要するに、たいていは悪い意味での度が過ぎている場合が多いが、古語の場合はいい意味でもたまに使われる。(現代語では、悪い意味での度が過ぎているにのみ使われる)
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つぎに
昨今の若者語の
エグい やばい
これも、程度が甚だしいときに使われていることが多い。それも、いい時・悪いとき どちらにも。
どちらかというと、いい意味で甚だしいときにたくさん使われているようですが。
前後の関係から、どういうふうに程度が甚だしいのか、理解しなければならんのですね。
ひどい、すごい、ちょーかわいい、ちょーすてき などなど
エグいって・・→えぐいてーというのみあるみたい。
エグい は しかし、新語ではありません。
むかしからあったもので、私のような高齢者は
料理などに使います。
たとえば
「この蕨はあく出しがよくできていなくて、エグい」のように。
・・・
やばい
も、いい意味で若者達は使っていること多いですね。
「このケーキ、やばい、やめらんない」
のように。
ただ、昔ながらに、悪い意味で「あぶない」「かっこわるい」で使われる場合もあり。
たまには、国語塾らしい?ことを書いてみました。