母をディサービスに送り、うちに帰って、洗濯物を干してはやいお昼ご飯を食べて11時42分新潟行き。
行きはスマホではなくて『免疫崩壊」というナカムラクリニックの先生の本を読んでほぼ読了。
これ、またご紹介します。
ホント、久しぶりに電車に乗るのがうれしい。
新潟駅、改装というか再開発されてどでかくなったのだが、電車降りてからバス停までかなり歩くので、昔のちんまりした新潟駅がなつかしい。
バスに乗るのもちょー久しぶり。
上映館は ユナイッテド・シネマ 新潟。
14時45分。
おやつ代わりに新潟市民のソウルフード みかづきのナポリタンを食べた。長岡にも、長岡市民のソウルフードのフレンドのナポリタンがあるが、みかづきのは、多分だけど、はじめて。
太麺、もやしにナポリタンソース。
美味しゅうございました、長岡のとはまた違う。
映画パンフレット買おうと思ったら、完売。それでさっきアマゾンで観たら、なんと転売やーかな、3000円以上で出ていたが。そういうことで完売なのか。そうなのか・・・
観客は、数十人かな。多い方だと思う。
さて、感想。
先ずご教訓
親御さんは、子どもを自分の視界にいつも入れておくべし。
というのも、冒頭シーン。
場所はホンジュラス(中米)
幼い姉弟が、美人だがやばそうな女からオーデションに誘われ、父は、バスで2名を会場に連れて行く。その女から、夕方7時になったら迎えに来るようにいわれる。夕方行くと、会場は人気も無い。姉弟以外にも子ども達はいたので、父親は安心しておいで行ったのだが、その子達もいない、全員さらわれたのだ。
女は、人身売買業者であった・・・
やがて夜半、その会場の脇から車が出て行く。港で、泣き叫び震える子ども達がコンテナにのせられて、コロンビアへ。
アメリカの人身売買ルート、大方コロンビアからメキシコ国境へなので、そのルートをたどっている。
一方、実在の連邦捜査官ティム・バラードをモデルにした、ティムは小児性愛者(ペドフィリア)を逮捕した。
彼に、自分もペドだと言って彼を信用させて人身売買業者を突き止めるが、ここで冒頭シーンの幼い姉弟の、弟ミゲルの売り渡しする業者とつながる。彼を逮捕し、ミゲルを父親に返すが、ミゲルは姉を助けてほしい、と。
迎えに来た父は娘のベッドが空なのが辛い(こんな言葉では表せない苦悩)と、ティムに話す。
同じ年の娘がいるティムは、ミゲルの姉を探すと約束する。
そして、上司に止められつつ、コロンビアに潜入。
大胆なおとり捜査に入る。
このあたりからは、ワク・ドキハラハラの面白さが始まるが・・・
時々入るリアル・・・子どもがさらわれるシーンや画像等が、これはエンタテイメントではないと。
このおとり捜査で、人身売買の業者たち逮捕と60人近い子どもが解放された。
しかし、ミゲルの姉ロシオはいない。
すでに売られていた。そこは、コロンビア反政府組織のエリアで、政府も手を出せないところ。
しかし、ティムは潜入する。
そうして、命がけで彼女を救い出し、ミゲルと父のもとへ返す。
ざっと、こんな感じ。
もっと重たいかと持っていたが、コロンビアのおとり捜査あたりはおもしろかった。
しかし、フィクションではなくて、実話がベースにあると思うと冷水に足を突っ込んでいるような気持ちになる。
YouTubeで、ロス市警の現役警察官ゆりさんが、あんなものではない、もっと悲惨とか話していたが、実際そうなんだろう。
私は見終わって、さらわれ戻された子ども達は、すでに暴力や性加害を受けている。
これ、すごいトラウマだと思う。痛ましい・・・・
実際 ジェフリー・エプスタインの毒牙にかかってその性被害のサバイバー達が語っている。
【告発】ヴァージン諸島で何年も続いた人身売買の真実が明らかに【サバイビング・ジェフリー・エプスタイン -アメリカの闇-】
長い、56分くらい。(以前観たYouTubeを探し出してきました)
それと、これ、けっこう性的な話が出てきますからお気をつけて。
しかし、解放された子ども達のその後はこれを観ると想像できる。
これも切ない・・・
日本にも、実はエプスタイン島があると言われている。三浦春馬さんはそれがらみで『殺された』と言うのは有名なインボー論。(興味のある方はお調べください)
子どもを売る、性的にもてあそぶ、虐待する。
本当に本当に野蛮の極み。
しかし、この闇歴史も長いようなのだ。
今それが少しこういう形で出てきて、変わるときなのだろう。
明治時代に日本を「探検」したイザベラ・バードが日本人は、子どもを大事にしている、と書いているそうなのだが、私は、それをなんかで読んだときに何でわざわざ?とずっと不審だったのだが、欧米の子供売買がその昔からあるなら、このイザベラの言葉には、納得する。
***************
最後にQRコードが出てきて、これをシェアして観てない人に見せてあげてと見られるサイトへ行くのだが、しかし、日本語バージョンはないようです。
ですから、ここには転載しません。
私は『観ねばならない』という思いで、体調整えて行きましたが。
大丈夫、誤解を怖れずにいいますが、楽しめます。
それで、うまくいきすぎ的にストーリーは展開するので。
でも、実話です、もとは。
は
忘れてはいけないし、大勢の人が観ることでこの闇を白日にさらしていく、そして消滅へとつなげると思う、信じている。
最後に
例の小倉美咲ちゃん、ですが、私は人身売買組織に連れて行かれたのでは、とずっと思っていたが。
この映画には監視カメラ画像、あっという間に子供をさらっている、まるで鳶が獲物をかっさらって空に逃げるみたいな素早さ。
やっぱり、そうなんじゃないかな、とふっと思った。
とにかく、親は子供から目を離してはいけない!!