(写真)輝く3面の外見からはホテルはほぼ完了しているように見えます
写真は、ピョンヤンで25年間建築中の105階建てのピラミッド型のホテルの内側も見せています。
北朝鮮は、1987年に、柳京ホテルを建て始めましたが、資金が枯渇して、16年間、建設工事が止まりました。
工事は2008年に再開されましたが、多くの人にとってホテルは北朝鮮の野心の挫折のシンボルになっています。
写真を写した観光会社は、ホテルは2~3年後にオープンすると言っています。
「運命のホテル」とか「幽霊ホテル」といろいろな呼び方をされている悪名高いホテルの内側は誰も見ることが許されていません。
柳京は、北朝鮮が発展している印象を世界に与えることが目的とされていたことが考えられます。
しかし、他の経済的優先事項のために、ホテルは片側に押し寄せられて、都市全体の美化計画が5年前に発表されるまで手づかずにされていました。
その当時は、外側の建設は2010年末まで、内側は早くとも2012年に完成すると予想されていました。
しかし、北朝鮮への旅行を専門的に企画している北京のKoryoツアーが写した内部の写真は、各階の周囲にさくが施されたコンクリートだけのロビーを写していました。
(写真)むき出しの内部はケーブルもワイヤもパイプも、もちろん家具もありません
(写真)内部を見ると建物の巨大さが分ります
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北朝鮮がこんな大きなホテルを建設中で、なかなか完成しそうにないとは知りませんでした。私の町にも建設中でストップしているビルが結構あります。建て始めたものの会社が倒産したようです。そばを通るたびに雨ざらし日さらしで価値がなくなっていくことが気になります。柳京ホテルはだいじょうぶでしょうか。