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デザイナーのギリアーさんが中国の観光客について語った言葉で謝罪

2012-10-05 | Weblog

 

(写真)彼の新しいホテルが大量の観光客を受け入れるのを望まないと語るギリアーさん

フランスのファッションデザイナーのギリアーさんは、彼がパリでオープンする予定の豪華ホテルは中国の観光客を受け入れないつもりだと言ったことに対して謝罪しました。

Zadig and Voltaire(ザディグ・エ・ヴォルテール)の創設者のギリアーさんは、彼のホテルは中国人観光客を受け入れないと女性紙に語りました。

彼の言葉は、ソーシャルネットワークのサイトで瞬く間に広がって中国人の怒りを招いてしまいました。

ギリアーさんは、彼の言葉は文字通りに受け止められていないと言います。

「僕の表現は間違いなく不器用だった。中国やフランスや他の国からきた僕の友人達を傷つけてしまいました。そのことを深くお詫びします、」と彼は声明で伝えました。

ホテルの特殊性を明白にして、集団観光客を賄えないだろうということを強調したかったと彼はつけ加えました。

ギリアーさんは雑誌者に「中国の観光客」ではなく「バスの観光客」に書き変えるように頼んだとパリのBBC記者は言いました。

Zadig hotelは、2014年にオープンする予定です。

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ギリアーさんは2014年にオープンする彼のホテルに独自性を持たせたいので、大量の観光客を断りたい気持ちでつい中国人と言ってしまったようです。この事からも、今や、どの国にも中国人が大集団で観光旅行をしているということが分りますね。一昔前だったら、「日本人の観光客」はお断りということになっていたでしょう。今は、すっかり中国にお株を奪われてしまいました。

 それにしても、有名人は発言に注意しなければなりませんね。ソーシャルネットワークという怖いメディアがあるのですから。