ビルマのラカイン州で衝突が起こり、少なくとも56人が死亡して数百件の家が放火されたと役人が言っています。
少なくとも2つの町で夜間外出禁止令が出されていたのに、暴動が発生して一夜で数人が死亡しました。
この衝突は、90人が死亡した暴動の後ラカイン州で国家非常事態が宣告された6月以来2番目に激しい暴動となります。
ラカインの仏教徒とイスラム教徒の間には依然として強い緊張関係があります。
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民主化を進めるテインセイン大統領にとっては頭痛の種でしょう。宗教の対立で今までに112人の死亡が伝えられています。この対立を解消してこその民主化ですが、宗教対立は解決困難なことでしょう。