(写真)浅瀬にいるイルカ集団
イルカの集団が浅瀬に侵入してしまった様子を見て、子供のイルカの危険を知らせる鳴き声を利用して安全域に導きました。
西オーストラリアの環境保護事務所は、子供のイルカを捕まえて海の深いところに連れて行き、その危険を知らせる鳴き声でイルカの集団をそちらに移動させました。
その時1頭のイルカが死にました。
偵察機が、150頭程いると思われるイルカの集団が外海の安全な場所に泳いで行ったと伝えました。
イルカは、アルバニーの町の近くのウエラーズの入江の浅瀬で動けなくなっていました。
「子供イルカは危険のシグナルを送ってイルカの集団を呼び寄せていた。」と環境保護関係者がAFP通信に語りました。
「子供イルカが外海に連れて行かれるとすぐ集団がそれを追って外海に移動し、外洋で泳いでいるのが見えた。」
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オーストラリアでは入江の浅瀬でイルカが動けなくなることが多いようですが、子供のイルカの鳴き声を利用するとは考えたものです。子供の泣き声に弱いのは人間だけではないようですね。