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教祖の死後初めての統一教会の結婚式

2013-02-17 | Weblog

 

(写真)パートナーを選んでもらった400人の教会員

数千人の人々が、創設者の死後初めて統一教会が組織した合同結婚式を韓国で行いました。

首都ソウルの北東部のGapyeongで、およそ3,500人の揃いの服を着たカップルが参加しました。

さらに"Moonies"として知られる24,000人の信徒が、ビデオ・リンクを通して他の国でも挙式しました。

9月に死亡した文鮮明の未亡人Hak Ja-hanが儀式を執り行いました。

92才の教祖の葬儀にはおよそ30,000人が出席しました。

日曜日に挙式した教会の400人のメンバーは、教祖が行っていたように、パートナーをHakさんに選んでもらいました。

「かなり緊張していました。突然彼女が私の前に現れた時彼女をパートナーとして認めました。」と21才のアメリカ人のデイビッドソンさんはAFP通信に語りました。

親も教祖にパートナーを見つけてもらったデイビッドソンさんは、日本人の花嫁21才のシミズ・コトナさんと意思伝達するのに苦労していると言いました。

「僕は日本語を全く話しません。彼女はほんの少しだけ英語を話します。でも、僕たちは結婚を信仰の努力と証と考えています。」

集団結婚は1960年代初めに始まり、数年かけて規模が大きくなりました。1997年にはおよそ30,000人がワシントンで挙式しました。

統一協会は信徒の洗脳と横領で非難されています。

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 こういう現象は不気味です。人間の弱さとそれにつけ込むカルトの存在、こういう現実から早く脱却したいものです。

 ミニ情報

合同結婚式とは世界基督教統一神霊協会、いわゆる統一教会の行う宗教的行事の一つで、正式名は「国際合同祝福結婚式」で、統一教会の内部では「祝福」と呼ばれるそうです。

↓記事と映像

http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-21489381

↓文鮮明の葬儀の写真

http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-19609042