(写真)尖閣周辺を定期的にパトロールする中国の艦船
中国の艦船が日本の船に向けて射撃レーダーを固定していると、高まる領土問題の緊張の中で日本政府が発表しました。
東シナ海で両国が主張している島の近くで、1月30日に、それが起こったと日本の小野寺防衛大臣が言いました。
彼は、中国に対して正式な抗議を行ったと言いました。
日本では尖閣島と呼び、中国では魚釣島と呼ぶ島に関する紛争が、ここ数か月、高じています。
「1月30日に、火災防御レーダーのような物が東シナ海で日本の自衛隊の海上護衛艦に向けられていた。」と小野田大臣が、火曜日に、記者団に伝えました。
その数日前には、日本の自衛隊のヘリコプターも同じようなレーダーに標的にされたと大臣はつけ加えました。
「そのようなレーダーを設定することは異常だ。我々は、もし単純な過失が起きても、それは非常に危険な状況に発展すると認識している。」と彼は言いました。
島の所有を巡る紛争は数年続いていますが、日本政府が日本人の所有者から3島を購入した2012年に再燃しました。
無人島の8つの島と岩は戦略的に重要な航路の近くにあり、豊富な釣り場であり、石油鉱床があると考えられています。
火曜日の中国の国営新華社通信によると、日本の中国大使が係争中の島の沖合での中国船のパトロールが続いていることに対する抗議を拒否しました。
中国大使は、島と周辺海域は中国の固有の領土だと言いました。
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日本で夕方7時頃の防衛大臣の記者会見をもう外国メディアが取り上げています。ニュースは、即刻、世界を駆け回るのだな~と妙に驚嘆しながら訳しました。日本人なのか、中国人なのか? アクセス数がどんどん増えています。
日本と中国は一触即発の関係にあるのでしょうか。両国共に大人の対話はできないのでしょうか。