
(写真)ロシアが実質支配している紛争中の島に対して抗議をしている最中での侵入でした
ロシアの戦闘機が日本の領空に侵入したので日本は緊急発進しました。
わずか1分間、北海道の北方領土の沖合に戦闘機を発見したことを受けて日本は抗議しました。
日本の安倍首相が北方領土問題の解決を模索していると語った後に、侵犯行為がありました。
ロシア軍は、戦闘機は紛争地の島の近くを定期的に飛行していたとして侵入を否定しました。
安倍首相は、1855年の条約を記念して演説をしていました。日本はその条約は日本の北方諸島返還を約束しているとしています。
ロシアは南クリル諸島と呼び、日本は北方領土と呼ぶ4島は、60年に及ぶ論争の的になっています。
その論争のために、両国は、第二次世界大戦後の平和条約に署名さえしていません。
「今日、03時ごろ、ロシア連邦の戦闘機が北海道の利尻島沖合の我が国の領空に侵犯した、」とする外相の発言をAFPが伝えました。
吉田防衛大臣は、2機のSu-27戦闘機の侵犯は、意図的か偶発的か明確ではないが非常に問題があると記者団に語りました。
ロシアのメディアは、航空機は日本の領空に入っていないとロシア空軍極東地方の報道官が語ったと伝えました。
戦闘機の飛行に関しては国際規則を厳格に遵守しているので他国の領域を侵犯することはないと彼は言いました。
それより数時間前、安倍首相は北方領土の日を記念して紛争地になっている島に住んでいた前居住者や子孫に語りかけました。毎年、その日は島の返還を要求する集会が開かれます。
「北方領土問題を解決するために互いに受け入れられる解決法を見つける努力をしたいと私は電話でプーチン大統領に話した。」と彼は言いました。
12月に、安倍首相とプーチン大統領は平和条約の署名に関する対話の再開を約束しました。
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このところ、領土問題で日本が中・ロから脅かされています。両国共に日本の自衛隊の武装力や権限を確かめているのではないかと思ったりします。
こういう挑発行為が、日本人を第二次大戦前のような戦争モードへと導くのではないかと、こちらの方が不安です。