夜泣き屋_ブログ店

僕がいなくなったときに、ウチのチビたちが楽しめるような、「ウチのチビたちのためだけの千夜物語」を目指します

コータの携帯の話

2011-08-10 20:08:04 | 子育て
コータは、まったくと言っていいほど、携帯を欲しがらない。

しかし、街角やみんなが集まるところで、コータの友達を見かけることがあるけど、もーーみんな持ってる。

その中で、欲しがらないコータが、ちょっとかわいそうに思えてきて、

昨日の夜、こんな話しをコータにしました。


=====

約束だから、携帯を買ってやることはできん。

だけど、俺が、携帯(PHS)を買って、お前に貸してやろうかと思ってる。

ハル姉(高3)は、携帯を持ってるけど、使用料金が基本料金を上回ったら、携帯を折ることになってるから、基本料金におさまるように、こわごわ使ってる。

だけど、オマエは、俺に似てるから、たぶんそんな使い方じゃ物足りなくて持ってる意味がないと感じるタイプやろ。

その点、PHSなら通話もメールもほぼ使い放題やん。

だから思いっきり使えると思うし、「そんなことにも使えるのか。」っていうような使い方を、オマエなら考え出すと思う。

だけど、俺と一緒で、はまったらとことんハマるタイプやけん、時間の制約をつけさせてもらう。

オマエが朝起きてから、夜11時まで、俺のPHSをオマエに貸す。

この条件でどうや?





・・・コータの返事。

「ちょっと、考えさせて。」





・・・あいつ、何を考えるんやろ。

って、噴出しそうだったけど、おもしろそうなので、考えさせてやることにしました。
(笑)

何を考えるんだろうか・・・。

おもしろすぎる。


コータの【分かった日】

2011-08-09 07:53:39 | 子育て
仕事柄、【わかる】とか【学ぶ】とかの話は、大好きです。

もともと

【わかる】の語源は、【分ける】

【学ぶ】の語源は、【まねる】

ということらしいです。


今日の話は、コータが、まだ、ほとんど言葉も話せないくらいに小さい頃の話です。

コータは、当時、

こんな感じ。




まだ、言葉もほとんど話せません。

ある日、カミサンと私で、おもしろがって、コータに【ゴミ箱ポイ】を教えました。

「コーちゃん、ゴミ箱ポイよ。」

コータは、手渡された紙くずを、ゴミ箱に【ポイ】します。

・・・すると、私と、カミサンで、

ワーーーーーイ
\(^o ^)/
(*^ー゜)b グッジョブ!!

・・・みたいに、拍手をしながら喜びます。

また、別の、紙くずを渡して、

「コーちゃん、ゴミ箱ポイよ。」

と、言うと、コータは、手渡された紙くずを、ゴミ箱に【ポイ】します。


・・・すると、私とカミサンで、
ワーーーーーイ
\(^o ^)/
(*^ー゜)b グッジョブ!!


・・・みたいに、また、拍手をしながら喜びます。




そんなことを繰り返して、おもしろがった次の日。


とんでもないことが起こったのです。





・・・つまり、


リビングにある、【ありとあらゆる物】が、【ゴミ箱ポイ】してあるのです。

(笑)


そして、ヤツは、無邪気な顔で、笑ってます。




教えられた通りにやってるのだから、叱ることなんかできないし、ましてや、この嬉しそうな顔!!

「はてさて、どうしたもんか。」

二人で考えて、

【パパにハイ】

を、教えることにしました。

「かみくずは、・・・・そう!【ゴミ箱ポイ】」


「ビデオのリモコンは?・・・そう!【パパにハイ】そうね。」


「破いてしまって、いらなくなった包装紙は?そう!【ゴミ箱ポイ】」


「ファミコンのコントローラーは?・・・そう!【パパにハイ】。」


「よくできました。」
(笑)

・・・元々、ゴミなんて、あんまりないですから、ほとんどの品物が、【パパにハイ】になってしまって、たいへんでしたが、コータは、嬉しそうでした。



こうして、コータは、

【ゴミ箱に捨てるべきもの】

と、

【パパに渡して、とっておくべきもの】



【分ける】

ことができるようになりました。


これが、【分かる!】ってことなんですね。


さてさて。




ちょっと【毒】的なモノを吐いてしまいます。。。



【アレ】と【それ】は違うのですよ。


その違いが、分からないことを【クソもミソも一緒】って言うのです。


【アレ】と【それ】を一緒にしちゃうということは。。。

「クルマに轢かれた人が、『クルマはもうこりごりだ!』って言って、救急車に乗るのを、渋って、自分の命を危険にさらしているのと一緒です。」


10年後、100年後が見える人が、政治をするべきで、

大衆へのアンケートに迎合して政治が行われるのであれば、

政治家なんか要りません。

200人のアンケート集計係がいればいいんです。


30年後は、【それ】がいらなくなるようになってほしい。

でも、今は、救急車にのらないと、やばいときなんです。


復興のためには、今まで以上にたくさんの人的なエネルギーや、生産・後片付けのための電力的なエネルギーが必要です。あと、10年だけ、我慢してください。

っていう政治家。

なんで、おらんのやろ。


いろいろなことが、【分けて】考えられる大人。【分かる人】が少ないような気がします。



・・・だいたい、酔っ払って、こういう【毒】を吐いたあとで、

自己嫌悪になって、削除の、パターンって多いんですよ。



読んだ人は、【ある意味レア】です。

では!

よい盆をお迎えください。

ハバ ナイス 盆!





コータがかわいいって言った、舌の根もかわかんうちに、シュンタの話を

2011-08-08 19:23:14 | 子育て
コータ(高1)がかわいいって話をしたにもかかわらず、その舌の根も乾かんうちに、シュンタの話を。

「なぁ、シュンタ、手をさ、つなごうぜ。」

って、言うと、シュンタ@反抗期キャンペーン実施中の小6は、

「はぁ?なんで?意味がわからん。」

と、応えます。

私の13歳歳の離れた妹のモコは、韓国に留学したことがあり、そこで、

「50歳くらいのおじさん同士で、手をつないでるのを見て、ビックリした。」

と、言ってました。

韓国では、仲がよければ手をつなぐのは、別に不自然なことでもないようです。



その話を、シュンタに言って聞かせて、

「な!な!

別に、好きなら手をつないでも不思議じゃ、ないとって。

手をつなごうや。」

って、言うと。

『いや、さすがにそれは、ない。

ココは日本やし、日本では、見たことないし。』


・・・と応えます。



そこで。





「わかった、手はつながんでいいけどさ。

俺は、そう遠くないとこで、たぶん死ぬと思うたいね。


そんときさ、死んだ後でいいけん、俺と手をつないでくれんやろか。」


って、頼むと。。。



『まぁ、それは、いいけど。』


って。
(笑)



・・・俄然、【死ぬのが楽しみになってきた私】が、ここにいるわですが。

うーん、ちょっと、違うか。

死ぬのが楽しみというよりは、

死んだ後にも楽しみってあるんやな。

くらいのニュアンスか。


・・・っつーか、どんだけ、シュンタが好きやねん。
(笑)



たまには、長男の話を

2011-08-08 19:22:19 | 子育て
職場でも、時々心配してくれる声が聞こえます。

それは、私と長男坊は、あまりうまくいってないのではないか。

いつも次男坊のシュンタの話はよくするけど、長男坊で第2子のコータの話は、ほとんど出てこないと。





3人兄弟の真ん中は、光やら風やらが当たりにくいところに立ってるから、親としては、意識的に、光やら風やらが当たるようにしてやらんと、腐る。

2番目の子が腐らんかったら、子育ては一応成功。

いろんなことを言われます。

生まれたときは、自分の息子が生まれてきたっていうよりは、

「相棒が生まれてきた感じ」

が、一番近いかもしれません。

地元の中学の頃の友達は、

「バスに乗ったら、【中学生の頃のR改】が、つり革持って立ってた。タイムスリップしたのかと思った。」

と、評判の、長男です。

かわいいんですよ。


「公立高校に行ったら携帯買ってやるぜ。でも、私立やったらナシな。」

って、約束で、

公立落ちて。。。。

でも、まわりの子はみんな持ってるの知ってるし、

高校1年の頃の私ときたら、原付免許を取るのを父親に反対されて、

「16才になったら、原付免許をとっていいことになってる!俺には、免許を取る権利がある!それをアンタが拒むなら、俺は、そこらへんで、バイク盗んで、無免で乗り回して、人を轢き殺しまくってやる!!」

って、どなりちらして、免許をとらせてもらいました。
(・・・あまり良い子では、ありませんね。)



・・・でも、【私のクローン】と言われている、コータ(高1)は、そんなことは一言も言いません。

ホント、イイ子です。



「おう、コータ、頭下げて、俺に頼んでみ。約束では、私立に行ったら携帯は、買ってやらんことになっとったけど、オマエが頭さげて頼むなら、携帯は、どうかわからんけど、PHSくらいなら考えてもよかぜ。」

・・・って言うと、

「俺は、携帯が欲しくて高校に行ってるんじゃねえ。」

・・・なんて、バリかっこいいことを言う、長男坊です。
(笑)

親子そろって【天邪鬼】なのかな?


カミサンが、毎朝、早起きして愛情タップリのお弁当を持たせているから、【乾いてない子】に育ってるせいだと思うのですが、あまり欲しがりません。

そういう態度に出られると、俄然、買ってやりたくなってるのですよ。

親バカでしょ。


心の中では、機種(PHS)も決めてあるんです。


ただし!

【携帯を持たない生活】は、【事前の約束をしっかりする生活】です。

これにも、【価値】を感じているんですよね。

いつでも連絡がとれるわけではないから、事前に、こうだったらこうしようとか、こうなったらこうだよ、ってしっかり打ち合わせておくことが必要になり、これはこれで、大事な子育てだと思ってはいます。

・・・でもでも。。。

今度の土曜日に、こっそり買ってあげようかと、思ってる今日この頃です。


夕日呑み

2011-07-31 18:27:05 | Weblog


【メガサイズのガンダム】

って、言っても、部品の数が多いわけではないので、素組みでいくと、そう時間がかかるものでもありません。

案の定、余裕で組み上げて、エアブラシで色を塗ってるコータ(高2)を見ています。



日が暮れてきたので、タープ(屋根)をはずしました。


空を見上げると、高いところに薄い雲が広がっています。

「あそこが、風が吹ける限界のとこなんだなぁ~。」

なんて、思いながら、見上げていると、

プシューーーー


って。

おいおい、開けちゃったよ。

夕焼け見ながら、ゴクゴク飲んじゃったよ。


頭の上の高いところにある、薄い雲は、



【空気の海の海面に立っている波頭】

そして、ここは、

【空気の海の底】

あの、薄い雲の向こうが、宇宙なんだよな~。


・・・なんて言いながら、飲むビールってうまいんだよな~。

ストレス解消したなぁ~。


"夏の!!" 肉じゃが丼

2011-07-29 15:16:43 | Weblog
今日は、午前中、研修会。

町の中の会場だったため、クルマを置いて、バスで行きました。

研修会が終わり、一度帰宅して、昼ごはんを食べることにしました。

昨日の残りの”肉じゃが”これに、オヤジ農園でできた【完熟トマト】をのっければ、

【夏仕様】になるじゃないか!!
\(^o ^)/
ワーーイ!!

若かりし頃、サーファーの大将が、海沿いでやってらっしゃるお店に、よくランチを食べに行ってました。
(・・・もう20年も前の話です。)

そこでは、焼肉のたれで焼いた豚肉や、ナス、たまねぎと・・・

もやしを炒めて冷やしたもの
玉子焼きを一切れ
冷やしたトマトを一切れ

これを、ドンブリメシの上に豪快にのっけて食べるという、パッと見、韓国料理のビビンバのような、

いかにも冷蔵庫の残り物を、おいしそうに盛りましたというような、【サーファーズランチ】をよく食べていました。

その頃を思い出して、自分なりに、昨日の残り物の、肉じゃがで作ってみました。

オヤジ農園でとれた完熟トマトを、井戸水で冷やします。



メシをどんぶりに盛ります。



残り物の肉じゃがをメシの上にのせて、チンします。



完熟トマトをのせて、完成です。



ご飯の上に【トマト】!!!
  _, ._
( ゜ Д゜)

って、おっしゃる方もあるかもしれません。

一度試してみてください。

そげんマズくは、なかですよ。


毎日、毎日、

「今日で一段落・・・」

って思ってはいるのですが、

シューティングゲームのゾンビのように、仕事が次から次に、あふれてくるのですよ。

もー、たいへんです。


【夏休み人生説】

2011-07-20 23:01:38 | 親父のため息

今日から、ウチの末っ子、シュンタの、小学校生活最後の夏休みが始まります。

私は、夏休みに【人生】を見るような気分になることがあります。

それは、どういうことかをお話しします。

夏休みは、およそ40日。

休み中にすべき課題も山盛り。

楽しい誘惑も、一歩間違えばトラブルという危険も山盛り。

生命あふれる季節と、その終わりのはかなさ。

夏休みは、【いろんな気持ちやできごと】がてんこ盛りです。

この40日の夏休みを【80年の人生】になぞらえて、1日に2才ずつ歳をとることにして、俯瞰(ふかん)で眺めていくと、なかなか味わいが深くなります。

7/21
0才~2才。夏休みは、スタートしたばかり、まだ、何が始まったかの認識もほとんどできていません。

22日
~4才

23日
~6才

24日
~8才

25日
~10才

26日
~12才
7/26で早くも小学校卒業です。


28日
~16才
中学卒業
高校入学

29日
~18才
高校卒業

30日
成人式

31日
~22才
大学卒業

8/1
24才

2日
~26才

3日
~28才

4日
~30才
そろそろカブトムシはとれなくなります。

5日
~32才

6日
~34才

7日
~36才
そろそろ海で泳げなくなります。

8日
~38才

9日
~40才
そろそろスイカがおわり、巨峰など、秋の果物にシフトしていきます。

10日
~42才
厄年です。

11日
~44才

12日
~46才

13日
~48才

14日
~50才
・・・盆です。
親戚の集まりが増えます。

15日
~52才
甲子園はそろそろ決勝でしょうか。


16日
~54才

17日
~56才

18日
~58才

19日
~60才
そろそろ定年です。

20日
~62才

21日
~64才

22日
~66才

23日
~68才

24日
~70才
夏休み終了まで、あと、1週間。

そろそろ「カナカナカナカナカナ」というヒグラシの声が聞こえる頃です。

25日
~72才

26日
~74才

27日
~78才

28日
~80才

29日
~82才

30日
~84才

31日
~86才


夏休みの宿題や、お盆の親戚付き合い。

海で泳ぐ、カブトムシをとる。

夏にクリアしなければならない課題は、たくさんです。


しかし、その課題をクリアする、しないにかかわらず、【人生のカナカナカナカナカナカナ・・・】は、聞こえてきます。

そして、宿題が終わらなくても、夏休みは終わります。


夏休みを人生に例えると、


なかなか、深いっす。



雨降ってきました2

2011-07-09 23:55:45 | Weblog
>yさん

なんて素敵な!コメントありがとうございます。
m(_ _)m

>これって【地学】なんですか?

まったくナイスな質問です。

私の先輩が、言ってました。

「知ってるか?Rくん、この宇宙で起こっていることを、

物質がどう変わるかで考えていくと「化学」になる。

物がどう動くかというか、どんなエネルギーを持っているかを考えると「物理」になる。

生き物がどうなってるかを考えると「生物」になる。

で、それ以外の残ったものが、全部「地学」になる。」

「なるほど!」

って思った経験があります。

地学部では、古い時代の生き物の生きた跡の発掘(【化石】と言います。)をしに行ったこともありますし、

流星群の観測をするために、田舎の方に行って、一晩中、流れ星の数を数えながらトランプをしたこともあります。

また、鍾乳洞にもぐって、観光化されてないエリアにもぐりこんで、そこで、ヘッドライトの電池が切れて、深い谷間に落ちそうになったこともあります。

地学部っていろいろやるんですよ。


雨が降ってきました

2011-07-09 22:04:28 | Weblog
夕方の風が気持ちよくて、外に、イス出して空見ながら、ビール飲んでました。

遠くから聞こえるゴロゴロという音と、時々かすかにピカッと光る雲の中。

いいっすね。

完全に、いいっす。

私は見た目からして、完全に【体育会系】と思われがちですし、それは間違ってないと思いますが、高校生の頃は、【地学部】でして、雨が降ったり、台風が来たり、星がどげんかなったりする話は、大好きです。

では、どんな風に雨が降るかというお話しを。


冬、【結露】ってしますよね。

アレが、頭の上で起こってるのが、【雨】なんです。

【暖かくて湿った空気】が【冷たい窓ガラス】に触れると、【結露】します。

つまり、【暖かくて湿った空気】が【冷たい空気】に触れる

・・・もしくは、【暖かくて湿った空気】が冷えるか、すると【空中で結露】するので、雨が降るわけです。


暖かくて湿った空気と、冷たい空気の境目を結んでいくと、それが

【前線】

と言います。

あったかい空気が、ここまでせまってますよ。
→これが【温暖前線】

冷たい空気は、ここまで来てますよ。
→これが【寒冷前線】

こういうところでは、雨が降りやすいので、わざわざ【寒冷前線】とか【温暖前線】とか、名前をつけて、お知らせしているというわけです。


夏が来た!!

2011-06-24 22:59:01 | Weblog
我が家では、トマトが【嫌われモノ】です。

トマトが食べられるのは、私だけだからです。

しかし、カミサンが、大きめのプランターを買ってきてくれて、ミニトマトを植えてくれました。










ミニトマトがなり始めました。

赤く熟した実をとって。

井戸水(我が家は井戸水です・・・いなかですから。)をジャーって流して、とった実を洗い冷やします。




そして、冷えたミニトマトを、ポコッポコッて、口に放り込みます。


冷蔵庫では、冷たくなってしまって味がしませんが、井戸水で冷やした実は、適度に冷たくて、味が濃くなる気がします。

とってもおいしくて、【夏が来た!】って感じがしました。