燃えろ!名札部 作:八味トウガラシ
第一話 【俺はユウスケ】
オッス!僕はユウスケ。奈府小学校の五年生。僕は、名札部に入っているんだけど、僕の学校の名札部は、弱小でいつも地区予選の一回戦落ち。今年の夏の大会も、百四対十三っていう屈辱的なスコアーで一回戦で負けちゃった。でも、いつかは全国大会で優勝することを目指して今日も名札を鍛えている。
部室の奥で、汗をふいているのは、部長の一条先輩。一条先輩は、普通の小学校にいたら、文句なしに強いはずなんだけど、他の部員が弱すぎるから、勝てない。でも、一条先輩は、負けを誰かのせいにしたことは一度もない。いつでも、
「自分の力が足りないからだ。」
って小さい声で言って、名札をスポーツバッグにしまう。
ある日、こんなウチの名札部に、アジア太平洋子ども大使のオズマくんがやってきた。
「ココノ名札部デ一番強イヤツハ、誰ダァ?」
(全員が名札をつける日に・・・つづく)
【夜泣き屋】
http://naomi4388.hp.infoseek.co.jp/
第一話 【俺はユウスケ】
オッス!僕はユウスケ。奈府小学校の五年生。僕は、名札部に入っているんだけど、僕の学校の名札部は、弱小でいつも地区予選の一回戦落ち。今年の夏の大会も、百四対十三っていう屈辱的なスコアーで一回戦で負けちゃった。でも、いつかは全国大会で優勝することを目指して今日も名札を鍛えている。
部室の奥で、汗をふいているのは、部長の一条先輩。一条先輩は、普通の小学校にいたら、文句なしに強いはずなんだけど、他の部員が弱すぎるから、勝てない。でも、一条先輩は、負けを誰かのせいにしたことは一度もない。いつでも、
「自分の力が足りないからだ。」
って小さい声で言って、名札をスポーツバッグにしまう。
ある日、こんなウチの名札部に、アジア太平洋子ども大使のオズマくんがやってきた。
「ココノ名札部デ一番強イヤツハ、誰ダァ?」
(全員が名札をつける日に・・・つづく)
【夜泣き屋】
http://naomi4388.hp.infoseek.co.jp/