クルマで、出張に行きました。
出張先から、職場に帰る時に、曲がるところを間違えてしまい、一つ手前で曲がってしまいました。
そこには、懐かしい急患医療センターが。。。
「ああっ!」
私は、ここの待合室で、何度祈ったことだろうか・・・。
そんな思い出がワッとあふれ出てきて、涙がジワッと出てきました。
高1の娘のハルは、小さい頃、ひどい喘息で、何度かこの【急患医療センター】に担ぎこんだことがあります。
一番ひどかった発作は、3才の頃で、今の家に引っ越してすぐだった。
吸入をすれば、一時的に発作はおさまるものの、吸入をやめた途端に、ひどい発作が。
「吸入以外の治療がないわけではないのですが、経過を観察しなければならない治療は、このセンターではできないのです。」
という説明でした。
その後、ハルは、大学病院に転送されることになります。
転送に使われる救急車に乗るときに、ハル(当時3才)は、
「なんで?私まだ死んでないのに、なんでこのクルマ(救急車)に乗るの?」
という、忘れられない一言を言います。
そして、大学病院に向かう救急車を、私は、目に涙をいっぱいためながら、追いかけたのです。
・・・そんな思い出が、一気によみがえってきたのです。
(・・・つづく)