この後も、いくつかネタはあるのですが、私的には、これが一番こわかった覚えがあります。
この話自体は、何も怖くないんですよ、最初に言っておきますが、オチは
「単なる設計ミス」
っていうだけの話ですから。。。
しかし、「なぜ、こんな素人でもわかるような設計ミスを、プロがしてしまったのか・・・」まで考えると、これが、深く、怖いんです。
それには、こんな2つの背景となるお話があったのです。
=その①=
私のばあちゃんが、ウチの本家に嫁ぐのを、反対した人がいたらしいんです。その理由は、私の住んでる村のはずれ(当時)に、【火葬場】ができたかららしいです。
「あそこに嫁いだら、死んだあと、焼かれる。」
・・・と、言うわけです。
=その②=
私の小4の頃の担任の先生は、こんな話をしてました。
「今でこそ、亡くなった後、火葬するのは、当たり前になったけど、昔は、みんな【土葬】でな。この小学校の裏山にも、いくつもお墓があって、そのお墓に入っている人は、みんな【土葬】だったから、一度、掘り返してね。その時、見に行ったんだが、みんな、土葬の人は、棺おけの中で、髪の毛が伸びてる、って知ってた?」
って。その先生は、子供の頃、土葬された人を掘り返したのを見たのか、それとも、けっこう大人になってから見たのか、はっきりしませんが、確かにそんな話をしてくれました。
まとめると・・・
・この学校の裏には、昔の土葬されたお墓がある。
・そのお墓は、掘り返されたことがある。
・土葬された遺体は、髪の毛が伸びる。
そして、それを私たちの担任の先生は、見ていた。。。
話を元にもどしましょう。
その【土葬のお墓】があったと思われる場所は、
図中、校舎の上側の竹やぶのところです。
なぜ、そんなことが分かるかと言うと、
新校舎の階段のおどり場にある窓から、竹やぶが見えるのですが、竹やぶのいたるところに、散乱するように倒れている【墓標】【墓石】のようなものが見えるんです。たくさん、たくさん。
まだ、昼は、いいんですよ。
夜は最悪です。
2階の廊下の電灯のスイッチが、なぜか3階への階段を登りきったところにあるんです。
3階の廊下のスイッチは、4階に上がってすぐのところにあるんです。
つまり・・・・
1階から、真っ暗な階段を上ると、おどり場から、竹やぶの中のたくさんの、昔のお墓の後が見えます。我慢して、2階に上がり、スイッチを入れると、1階がフワッと明るくなります。
そして、真っ暗な中、階段を上り、また、おどり場から、竹やぶの方を見て、階段を登って、やっと電気をつけると、また、下の階が明るくなります。
4階に上ると、3階が明るくなります。
帰りは、電気を消して、真っ暗な階段を、下りると、イヤでもお墓が目に入ります。
そして、電気を消して、また、降りていきます。
下の階の電灯のスイッチが、上の階にあるなんて、どう考えても、【設計ミス】以外の何物でもないのですが。。。
・・・でも。。。
なんで、こんなミスが起こったのか。。。それを考えると、怖くなってしまうのです。
この話自体は、何も怖くないんですよ、最初に言っておきますが、オチは
「単なる設計ミス」
っていうだけの話ですから。。。
しかし、「なぜ、こんな素人でもわかるような設計ミスを、プロがしてしまったのか・・・」まで考えると、これが、深く、怖いんです。
それには、こんな2つの背景となるお話があったのです。
=その①=
私のばあちゃんが、ウチの本家に嫁ぐのを、反対した人がいたらしいんです。その理由は、私の住んでる村のはずれ(当時)に、【火葬場】ができたかららしいです。
「あそこに嫁いだら、死んだあと、焼かれる。」
・・・と、言うわけです。
=その②=
私の小4の頃の担任の先生は、こんな話をしてました。
「今でこそ、亡くなった後、火葬するのは、当たり前になったけど、昔は、みんな【土葬】でな。この小学校の裏山にも、いくつもお墓があって、そのお墓に入っている人は、みんな【土葬】だったから、一度、掘り返してね。その時、見に行ったんだが、みんな、土葬の人は、棺おけの中で、髪の毛が伸びてる、って知ってた?」
って。その先生は、子供の頃、土葬された人を掘り返したのを見たのか、それとも、けっこう大人になってから見たのか、はっきりしませんが、確かにそんな話をしてくれました。
まとめると・・・
・この学校の裏には、昔の土葬されたお墓がある。
・そのお墓は、掘り返されたことがある。
・土葬された遺体は、髪の毛が伸びる。
そして、それを私たちの担任の先生は、見ていた。。。
話を元にもどしましょう。
その【土葬のお墓】があったと思われる場所は、
図中、校舎の上側の竹やぶのところです。
なぜ、そんなことが分かるかと言うと、
新校舎の階段のおどり場にある窓から、竹やぶが見えるのですが、竹やぶのいたるところに、散乱するように倒れている【墓標】【墓石】のようなものが見えるんです。たくさん、たくさん。
まだ、昼は、いいんですよ。
夜は最悪です。
2階の廊下の電灯のスイッチが、なぜか3階への階段を登りきったところにあるんです。
3階の廊下のスイッチは、4階に上がってすぐのところにあるんです。
つまり・・・・
1階から、真っ暗な階段を上ると、おどり場から、竹やぶの中のたくさんの、昔のお墓の後が見えます。我慢して、2階に上がり、スイッチを入れると、1階がフワッと明るくなります。
そして、真っ暗な中、階段を上り、また、おどり場から、竹やぶの方を見て、階段を登って、やっと電気をつけると、また、下の階が明るくなります。
4階に上ると、3階が明るくなります。
帰りは、電気を消して、真っ暗な階段を、下りると、イヤでもお墓が目に入ります。
そして、電気を消して、また、降りていきます。
下の階の電灯のスイッチが、上の階にあるなんて、どう考えても、【設計ミス】以外の何物でもないのですが。。。
・・・でも。。。
なんで、こんなミスが起こったのか。。。それを考えると、怖くなってしまうのです。