夜泣き屋_ブログ店

僕がいなくなったときに、ウチのチビたちが楽しめるような、「ウチのチビたちのためだけの千夜物語」を目指します

深夜映画に見入ってしまった

2013-01-05 03:45:30 | 子育て
吸い込まれるように、見てしまった。

金曜の深夜。

松田優作の息子が主演のヤンキー映画をやってました。

普通なら、鼻で笑って、テレビを消して「おやすみ。」ってなもんですが、

優作先生の息子が、ケンカをしてるシーンで、思わず拳を握り締めてる自分がいました。

これを【演技力】というのでしょうね。


終わらせないかん仕事があるにもかかわらず、最後まで見てしまいました。


「ヤンキーの卒業ケンカ映画」を見て、もう一つ思ったこと。


これは、多分、同業者にしか伝わりにくい話なのかもしれないけど、

「私が普通に卒業できた理由」


赤点まみれの私が、普通に卒業できたのは、親の力もきっとあったのだろうと。。。。


それは、何か貢物を出したということではなく、成績表を取りにきてくれたオヤジさんの姿とか。



・・・情けない話ですが、私は、自分で、成績表を受け取ったことがありません。

「は○○(名前)・・・※私の名前は飛ばされる・・・ふ○○(名前)・・・ま○○(名前)・・・あ、オマエは、おやっさんを呼んだから、おやっさんと体育教官室に成績表を取りに来い。」

って、私は飛ばされるのです。


高校の校門のところでオヤジを待っていると、

「何しよっとや、おまえは!」

って、一言だけ、吐き捨てて、あとは、オヤジは、私のために、ずっと体育教官室で、

「すんまっせん、すんまっせん、ちゃんと勉強させますけん、すんまっせん。」

って、頭を下げてくれました。


あの、オヤジさんのおかげで、今の私がおります。



今日の、優作先生の息子が演じたヤンキーのような武勇伝があるわけではないけれど、

「自分の力で、なんとかなったわけではないのだな。」

と、確信しました。


私のために頭を下げてくれた人がいてくれたおかげで、今の私がいるのだと、そう確信しました。


明日、また、がんばろうと思いました。