家族が、猫を飼いたいと言う。
そこで、3つだけ、条件をつけた。。。それが、良いなら飼ってもいい、と。
その1
俺は、興味ないので、【ソイツ】の世話はせん。
その2
やけど、【ソイツ】の名前は俺が付けさせてもらう。
その3
大事なことなので、飼う前に言っておきたいのだけど。。。
【ソイツ】は、残念ながら、俺たちよりは、だいぶ早くに死んでしまうと思う。
オマエたちは、【ソイツ】のことを家族のように思い込んでしまうかもしれんけん、
火葬するとか、納骨したいとか、言い出すかもしれん。
・・・やけど、それだけは絶対にせんけんな。
【ソイツ】が死んだら、そのまま、庭の橙(だいだい)の木の根元に埋めて。
冬になったら、橙の果汁をしぼった出汁で【鍋】食べて。
鍋食うたんびに【ソイツ】を思い出すけど、それでもいいなら、飼ってもいいよ。
・・・ほら、飼うことになりました。
名前は、【夏目友人帳】に出てくる【にゃんこ先生】をもじって、【「リビングの哲学者」にゃん太先生】と名付けました。
スコティッシュなんとかという種類で、鹿児島の方から飼い受けました。
