大胆な発想の転換。。。
【「勉強しろ」と言わなくても勉強する子】の育て方。。。
(なんか、前にも一度同じようなこと書いた気がするけど・・・気にしないでね。)
もう15年くらい前の話になります。
私は小学校の1・2年生を2回続けて担当させていただきました。
研究発表会の対策だったのだろうと思います。
(・・・今となっては、貴重な体験でした。)
その時に、【とってもニコニコしながら、すごく勉強する女の子】がいました。
いつもニカッって笑ってる子です。
「どうしたら、こんなに勉強する子が育つのだろう。。。」
それを思い切って、その子のお母さんに尋ねてみました。
答えは、予想された通りでした。
「いえいえ、ウチでは、『勉強しろ。』なんて、一回も言ったことないんですよ。なんでがんばってくれるのか、私にもわからないんです。」
・・・ほらね。
子育てが上手にいってるところは、だいたいこんなふうに言うんです。
たしかに【「勉強しろ。】は、言ってないかもしれないけど、【それ以外のことは、相当いろいろやってるはず】なんです。
でも、尋ねてもわからない。
ならば、考えるしかない。
※「子供は言うた通りには育たん、育てた通りに育つ」って、おばあちゃんが言ってた通りだと思います。
「勉強しろ。」って言って勉強するのなら、だれも苦労はしません。
自分のことを言うと、僕は、高校生の頃、高校3年間のトータルでも30分も勉強してないと思います。
その頃、私は、親からどんなふうに育てられていたかと言うと、いつも『勉強しろ、勉強しろ。』と言われていました。
【①勉強してない】のが【②見つかって】【③「勉強しろ!!」って怒られる。】
っていうパターン。
これを、いっそ逆にしてみちゃえ!!
・・・・って考えたのが、このパターン。
【①勉強している】のを 【②見つけて】【③「勉強するな。」ってほめる。】
まったく勉強しない、って子も、時々、宿題くらいはするでしょう。
その時がチャンスです。
「わわわ!ママ!!ママ!!ココに勉強している子がおるよ!!すげーーーー!!」
って。
「おい、おまえさ、勉強がんばりすぎて、心の病気とかになったらいかんけん。そげん勉強がんばるなよ。」
なんて言うと、
『ちょっとは勉強せないかんけん、もちょっとだけする。』
って、ホントは宿題やってるだけなのに、【なんかちょっといい気分】になるみたいです。
そこで、
「おお、そんなにがんばるっていうことは、おこづかいが欲しいのか?200円やろか?200円でいいか?」
って、言うと、
『そんなお金めあてで勉強してるわけじゃないけん。』
って、答えます。(実は単に宿題やってるだけの話だから、当然っちゃ、当然です。)
そこで、おおげさに驚いて、
「おおおい!ママっ!!ここに、すごい志(こころざし)の高い子がおるよ!」
これ、やってみると面白いのですが、ほめてる間は、【勉強が、やめるにやめにくい】ようです。
「すっげーな、まだやってるよ。どんだけがんばるのかなぁ~。」
なんて言ってると、
『そろそろやめようかな、』
って思ってるのに、やめられない。
そういう困った顔を楽しむのも、また一興です。
(笑)
1つ大事なポイントがあるのは、子供をしっかり見てないといつ勉強してるかわからないから、
≪しっかり見てあげて、ベストのタイミングで、具体的にほめること≫
なんとなく、ザックリと、「なんか今日がんばってたね。」では、なく、
「俺、おまえくらい『建物』って漢字をうまく書くやつ、生まれて初めて見た。」
とか、
「計算ドリルの2問目は、ちょっと時間かかったけど、3問目は、早かったなぁ~。」
って、少しでも具体的にほめてやるのがポイントです。
勉強をやめにくい感じでちょっと困ってる顔もカワイイので、小さいお子さんがいらっしゃる方は試してみてください。
蛇足ですが、
私が行ってる研究サークルで、先輩からやかましく言われるのは、
【冷や飯から湯気が出るくらいほめないかん】
子供をほめるときは、冷や飯からあったまって湯気が出るくらいまでほめてやっとなる。
ってことらしいです。
【「勉強しろ」と言わなくても勉強する子】の育て方。。。
(なんか、前にも一度同じようなこと書いた気がするけど・・・気にしないでね。)
もう15年くらい前の話になります。
私は小学校の1・2年生を2回続けて担当させていただきました。
研究発表会の対策だったのだろうと思います。
(・・・今となっては、貴重な体験でした。)
その時に、【とってもニコニコしながら、すごく勉強する女の子】がいました。
いつもニカッって笑ってる子です。
「どうしたら、こんなに勉強する子が育つのだろう。。。」
それを思い切って、その子のお母さんに尋ねてみました。
答えは、予想された通りでした。
「いえいえ、ウチでは、『勉強しろ。』なんて、一回も言ったことないんですよ。なんでがんばってくれるのか、私にもわからないんです。」
・・・ほらね。
子育てが上手にいってるところは、だいたいこんなふうに言うんです。
たしかに【「勉強しろ。】は、言ってないかもしれないけど、【それ以外のことは、相当いろいろやってるはず】なんです。
でも、尋ねてもわからない。
ならば、考えるしかない。
※「子供は言うた通りには育たん、育てた通りに育つ」って、おばあちゃんが言ってた通りだと思います。
「勉強しろ。」って言って勉強するのなら、だれも苦労はしません。
自分のことを言うと、僕は、高校生の頃、高校3年間のトータルでも30分も勉強してないと思います。
その頃、私は、親からどんなふうに育てられていたかと言うと、いつも『勉強しろ、勉強しろ。』と言われていました。
【①勉強してない】のが【②見つかって】【③「勉強しろ!!」って怒られる。】
っていうパターン。
これを、いっそ逆にしてみちゃえ!!
・・・・って考えたのが、このパターン。
【①勉強している】のを 【②見つけて】【③「勉強するな。」ってほめる。】
まったく勉強しない、って子も、時々、宿題くらいはするでしょう。
その時がチャンスです。
「わわわ!ママ!!ママ!!ココに勉強している子がおるよ!!すげーーーー!!」
って。
「おい、おまえさ、勉強がんばりすぎて、心の病気とかになったらいかんけん。そげん勉強がんばるなよ。」
なんて言うと、
『ちょっとは勉強せないかんけん、もちょっとだけする。』
って、ホントは宿題やってるだけなのに、【なんかちょっといい気分】になるみたいです。
そこで、
「おお、そんなにがんばるっていうことは、おこづかいが欲しいのか?200円やろか?200円でいいか?」
って、言うと、
『そんなお金めあてで勉強してるわけじゃないけん。』
って、答えます。(実は単に宿題やってるだけの話だから、当然っちゃ、当然です。)
そこで、おおげさに驚いて、
「おおおい!ママっ!!ここに、すごい志(こころざし)の高い子がおるよ!」
これ、やってみると面白いのですが、ほめてる間は、【勉強が、やめるにやめにくい】ようです。
「すっげーな、まだやってるよ。どんだけがんばるのかなぁ~。」
なんて言ってると、
『そろそろやめようかな、』
って思ってるのに、やめられない。
そういう困った顔を楽しむのも、また一興です。
(笑)
1つ大事なポイントがあるのは、子供をしっかり見てないといつ勉強してるかわからないから、
≪しっかり見てあげて、ベストのタイミングで、具体的にほめること≫
なんとなく、ザックリと、「なんか今日がんばってたね。」では、なく、
「俺、おまえくらい『建物』って漢字をうまく書くやつ、生まれて初めて見た。」
とか、
「計算ドリルの2問目は、ちょっと時間かかったけど、3問目は、早かったなぁ~。」
って、少しでも具体的にほめてやるのがポイントです。
勉強をやめにくい感じでちょっと困ってる顔もカワイイので、小さいお子さんがいらっしゃる方は試してみてください。
蛇足ですが、
私が行ってる研究サークルで、先輩からやかましく言われるのは、
【冷や飯から湯気が出るくらいほめないかん】
子供をほめるときは、冷や飯からあったまって湯気が出るくらいまでほめてやっとなる。
ってことらしいです。