シュンタ(小2)と一緒にお風呂に入りました。
シュンタが,ちょっと神妙な顔をして,尋ねてきました。
『パパ,パパしか知らんようなことわざ教えてくれん?』
「ああ,俺しか知らないようなことわざ?でいいと?」
『うん,そうそう!そういうの!』
「よし!教えてやろう。【俺しか知らん】ことわざな。」
『そうそう!教えて!教えて!』
「よし,1回しか言わんけん,ようと聞いとけ。【ハンバラベン ソンバラベンlssじsgヵsjfぃかsdj;kdふぁいld】。」
『いや,そういうのじゃなくて,ちゃんとした日本のことわざで,難しいのがいい。』
「そうかぁ~。一石二鳥とか。」
『そういう誰でも知ってるのじゃなくて。』
「もうちょっと難しいヤツ?」
『そうそう。』
「じゃぁ,【他山の石】とか?」
『それ,どういう意味?』
「他の人がうまくいかなかったことを見て,自分に生かすこと。」
『それって【人のふり見て,我がふり直せ】ってこと?』
「う・・・うん,だいたいそんな感じ。」
(・・・なんてコイツこんなことがサラっと出てくるほど,詳しいんだ!)
『わかった・・・後で書いとって。』
(出た!【後で書いとって】!!コイツ小さい頃から言ってたなぁ~。【後で書いとって】忘れたくないときに言うんよね。。。)
『他は?』
「動物が入っとって方がいい?」
『なんでもいいよ。』
「【無事これ名馬】ってどうよ?」
『どういう意味?』
「足が速い馬のことを【名馬】って思いがちやけど,どんなに足が速くても,目的地に着く前にケガをしたり,病気をしたりする馬よりも,ゆっくりの歩みでもいいけん,ちゃんと乗ってる人を目的地に連れて行ける丈夫な馬が名馬だと思うって意味よ。」
『へ~。後で書いとって。』
「なんで,どうしたん,難しいことわざとか,急に。。。。」
『レイカ(仮名)っていう人がことわざ詳しいっちゃん。ことわざなら何でも知っとるらしい。。。。』
「へ~。カワイイん?」
『えええ!なんで,いやらしい聞き方すると?』
「いやらしくないやん。こんな顔しながら聞いたら,いやらしい聞き方かもしれんけど・・・。」
『ははは,なんかいやらしいよ。』
「やらしくないって(笑)」
『ちょっとカワイイかも。』
「へ~。」
(急にことわざとか言い出したんは,きっと,このへんに理由があるな。。。。)
(笑)
「ふ~ん。さ,上がろっかな。」
ふふふふ・・・なんかおもしろかったなぁ~。
シュンタも成長してんだなぁ~。