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いよいよ明日はスターダムの年内最終戦、後楽園ホール大会。今年はゆずポンの引退もあり、両国に進出したり、後楽園も7回頑張ってみたりであっという間に過ぎていこうとしている。そして12・29後楽園のクライマックスは紫雷イオvs中島安里紗による両団体の至宝を賭けた二冠タイトルマッチが実現。二冠戦は米山香織vs田村欣子以来になります。統一戦ではないものの同世代の旬の対決は今後の女子プロレスというものをたっぷり見せられると思っています。中島安里紗は私が昔関わっていたAtoZという団体でデビューしたため、よ~く知っている選手。スターダムの選手ではないけど思い入れはあります。1度プロレスを辞めて戻って来て、こうやって私のいるスターダムで二冠戦を行うなんて、面白い因縁?ではないでしょうか。ようするに縁があるということです。イオは今、スターダムのエースとしてようやく波に乗ってきました。最近は自信に満ちた試合をしていて、これは11月の奈苗戦の影響でしょう。イオはvs奈苗に続いての超注目カード。展開が目まぐるしいのもスターダムの特徴で、見過ごしたら流れがドンドン変わっていきます。このカードはJWPの王座も賭けられますが、これは中島の心意気から実現したもの。団体としたらベルトを奪回したばかりで他団体で初防衛戦なんて、けして望んではいないはず。そんな思惑よりも今、何を見せたらいいのか判断した中島の直感は素晴らしいこと。これは勇気が無いと出来ない業です。だからこそ明日はどちらが勝っても女子プロレスの未来と希望が見られるのです。おかげさまでチケットの売れ行きは上々。満員の観客も前で激しい団体愛を巡る攻防、楽しみです。