act10 バーン・ガニア

　AWAの帝王として自ら長期間に渡り世界ヘビー級王座を保持、プロモーターとしてもらつ腕を振るい一国一城を築いた。アマレスの五輪代表からプロ入りしたエリートで、地元のミネアポリスを拠点にAWAを設立。ブルーザー、クラッシャー、バション、ビル・ミラーら実力者を従え、NWAに対抗する団体に導いた。
　得意技はスリーパー・ホールドとスクリュー・ドロップキック。日本には昭和45年1月に初来日。49年11月には蔵前国技館でビル・ロビンソンと名勝負を繰り広げた。アンドレやハルク・ホーガンを売り出すなどブッカーとしての手腕も相当なもので、いまだに健在なレジェンドだ。